大容量バッテリー・各種コンセントを内蔵して出先でも電源に困らないバッグ「GoPlug」

スマホやタブレットにノートPCなど、一人で複数の機器を持ち運ぶことも多くなりましたが、誰しも一度は出先でバッテリーが少なくなって困った経験はあるはず。持ち運び可能なモバイルバッテリーを手に入れて持ち運んでいる人も多いと思いますが、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集している「GoPlug」シリーズのバッグは、ノートPCを2回以上フル充電可能な大容量バッテリーと各種コンセントを本体に内蔵するというバッグになっています。

GoPlug - Powering Mobility by Josh Cross — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1075774055/goplug-powering-mobility-0

GoPlugがどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見ると分かるようになっています。


GoPlugは一般的に市販されているものとあまり変わらないデザインのバッグですが……

サイド部分にコンセントを内蔵しているのが大きな特徴です。

リュックサックの他にタイヤがついたトロリーケースもあり、同じようにコンセントを装備しています。

コンセントは、ユニバーサルタイプで110Vと220Vを切り替え可能なAC電源コンセントを2口と、自動車で使われている12Vのシガーソケット、そして1Aと2.1Aの2口のUSB端子を備えています。

コンセント部分は回転式となっており、両面で違うタイプのコンセントを備えています。

使いたいコンセントを内側に回転させておけば……

カメラのバッテリーを充電しながら持ち運ぶことも可能です。

バッグのタイプは複数を用意。肩にかけるメッセンジャーバッグ、リュック型のバックパック、タイヤがついたトロリーバッグ、少し小さめのキャリータイプ、カメラの持ち運びに便利なカメラバッグ、そしてタイヤがついたカメラバッグの合計6種類がラインナップされています。

キャリータイプはサイド部分にコンセントが収まっています。バッグ自体の作りも丈夫なものに仕上がっているようです。

カメラ機材を持ち運ぶためのバッグも、コンセントはもちろんのこと大小さまざまな収納が可能になっています。

出張が多いビジネスマンはもとより、旅行などの旅先でも電源に困ることが少なくなりそう。

普通の場合はバッグを購入し、さらに電源を別途で購入する必要がありますが、それらがセットになったGoPlugは、リーズナブルな価格に設定されているのが特徴とされています。

内蔵されるバッテリーの詳細は以下のようなものとなっています。

バッテリータイプ；リチウムイオンバッテリー
バッテリー容量：23000mAh/85.1Wh
出力端子1：DC 12V (シガーソケット)
出力端子1：AC 110V/220V
USB端子1：5V/2.1A (MAX)
USB端子2：5V/1A (MAX)
バッテリー寸法・重量：18.5×1.8×12.5cm・約550g

容量は23000mAhということで、スマートフォンだとおよそ10回分、iPadなら4回分、そしてノートPCならおよそ2～4回に相当する容量を備えていることになります。

この「GoPlug」がクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集したところ、開始4時間足らずで目標金額の2万ドル(約205万円)をクリアし、記事作成時点では約5万2000ドル(約530万円)に達する出資を集めています。6種類用意されたバッグのタイプと価格は以下のとおりとなっています。

・コンピューター メッセンジャーバッグ：129ドル(約1万3000円)

・コンピューター バックパック：129ドル(約1万3000円)

・コンピューター トロリー：169ドル(約1万7000円)

・キャリーケース：169ドル(約1万7000円)

・カメラ バックパック：189ドル(約1万9000円)

・カメラ キャリーケース：249ドル(約2万5000円)

また、6種類の中から2種類をセットにしたコンボセットのプランも用意されています。

アメリカ国外への発送には、商品に応じて25ドルから45ドル(約2600円～4600円)の送料が別途必要。なお、出資の締め切りは日本時間で7月6日(日)21時58分となっており、出荷時期は2014年8月～9月を予定しています。

GoPlug - Powering Mobility by Josh Cross — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1075774055/goplug-powering-mobility-0