250個のHDDを使い400時間かけて組み立てられたF1のモデルカー
食パンを1000枚使用して作られたお菓子や95万6000本のマッチを使って組み立てられた原寸大のF1カーなど、途方もない数の材料と時間をかけてモノを製作する人がおり、物作りへの情熱には驚かされるばかりです。ハードディスクドライブの開発・販売を手がけるWestern Digitalの技術者ロブ・ライアン氏も物作りに対するこだわりがすさまじく、250個のHDDを使ってF1の模型を作成しています。
後部タイヤの前にあるサイドポットはこんな感じで、基盤が見えています。
コックピットは4枚のスピンドルモーターで出来ていて、コックピット後部にはモーターもあり、こちらは12個のアクチュエータを使って組み立てたとのこと。
Western Digital社製のWD Redのアクチュエータを使用して作られたフロントウイング。
リアウイングにはWD Scorpioのアクチュエータを10個使用。
リアウイング下部にあるディフューザーはボイスコイルモーターで再現されています。
アクチュエータとスピンドルモーターを組み合わせて作られているV型12気筒エンジン。
車体部分にはLEDライトが埋め込まれており、電源を入れると青色に輝いて、内部の基盤がチラリ。
実際にスイッチを入れて車体のLEDライトが光っている様子は以下のムービーから確認できます。
Western Digital shows off 5mm 500GB drive, new 2.3-inch Red HDD, and cool Formula 1 race car - YouTube
F1の模型を前から見てみると迫力満点。タイヤの部分以外は全てWestern Digital社製のHDDの部品でできているとのこと。400時間かけて作成されたF1のモデルカーからは、ライアン氏のHDDとF1に対する多大な愛を感じることができます。
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