悠木碧さんが登場した「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」最速上映カウントダウンイベントレポート
テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版で完全に新しい内容で作られた「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の上映が2013年10月26日から始まりました。この最速上映会が新宿バルト9にて開催されたのですが、深夜に開催されたこのイベントにはサプライズで主人公・鹿目まどかを演じる悠木碧さんが登場して会場を盛り上げました。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
http://www.madoka-magica.com/
新宿バルト9内の至る所で見られた「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」のキービジュアル。
イベント開始直前の劇場内はこんな感じ。この日は「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の最速上映前に「新房昭之監督作品上映祭2013」として「ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ卒業編」と「コゼットの肖像」が上映されており、3本目の[新編]叛逆の物語が上映される前に最速上映カウントダウンイベントが行われる、という過密日程でした。
イベントの進行役としてニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが登場。当日は台風の接近と共に天気が徐々に悪化していたのですが、それゆえに頭の中に「ワルプルギスの夜」がよぎったよね、と会場を沸かせます。なお悪天候にも関わらず会場は全席きっちりと埋まっており、約420人が映画鑑賞に訪れたそうです。
そしてサプライズゲストの悠木碧さんが登場。会場は深夜とは思えないレベルの歓声に包まれます。主演の悠木碧さんは映画公開の前日に当たる25日に新編の映像を見たばかりとのことで、「ネタバレしたくてたまらない」とうずうずしながらステージに登場。
鹿目まどかの視点で話が進むテレビシリーズとは異なり、暁美ほむら視点で話が進む本作のことを「これまでの、どの『まどか☆マギカ』よりも『まどか☆マギカ』な作品になっている」と言う悠木さん。そして作中の主要人物の1人である暁美ほむらと同じ目線で「まどか☆マギカ」を見てきた人たちにとっては「とても良い作品になっている」と自信たっぷりに語りました。
そして、「正直。あの先の話は誰も想像できなかったと思うんです。すごくきれいに話がまとまっていたし、無駄な場所が一切ない。映画で前後編にしますという話になったとき『再編するにはどうしたらいいんだろう』ってスタッフの皆さんがすごく悩んでいたのを何度も見ていて……抜いたり変えたりできないくらい、きれいに完成された物語だったんですね。そこに新しい物語が付け足されたということに、私はほんとに驚いています」と、新編製作が非常に難産であったことを明かした悠木さん。
しかしながら、テレビ版のストーリーが完結してからも「アレがどうなっているのか分からない」と指摘するファンの方も多かったそうで、完全新作をやることになってそういったファンの方々に見てもらうのが本当に楽しみ、と語る悠木さん。ストーリーの都合上、新編スタートの段階でまどかを物語に登場させるのが非常に困難だったため、悠木さんが脚本担当の虚淵玄さんに「今回、まどかは出てくるんですか?」と聞いたところ、虚淵さんは「ぶっちゃけ、出すのはすごく大変でした」と回答。それでも、「まどか☆マギカ」という作品だからこそどうしてもまどかを主役にしたかったということで、作中にはしっかりとまどかが登場することに。悠木さんは「各キャラすごく愛されていて、特にほむらちゃんなんかとっても愛されていて。あたし、もう今日はほむらちゃんのビームスのTシャツ着て来ちゃったんだよ、ほむらちゃん好きすぎて。いろんな媒体で杏子ちゃん好きって言ってるけど、まどかやってるとやっぱ嫁っていうか『旦那はほむほむだ』ってなってくるんで」とほむほむ愛を熱弁。
さらに、巴マミ役の水橋かおりさんはいつも「まどか☆マギカ」のグッズを箱買いしておりかぶったグッズは悠木さんがもらっているだとか、美樹さやか役の喜多村英梨さんはいつも魔法少女の絵を描いてくれたり、[新編]叛逆の物語の台本が渡された際にはみんなで「えーこれどうなるの」と盛り上がってしまう程、と関係者全員が「まどか☆マギカ」オタクだということを暴露してくれました。
また、「まどか☆マギカ」がテレビシリーズとして誕生したときには普通に深夜放送してみんなが楽しんでくれれば、というぐらいに考えて制作していたので一番盛り上がっているときに売るものがキュゥべえステッカーしかなかった、という衝撃の事実も明かされ会場は笑いに包まれます。
そして時間は23時59分となり映画放映開始までのカウントダウンがスタート、会場全体が一気に盛り上がります。
カウントが終わり、場内が歓声に包まれる中、日付は26日に変わり「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の上映がスタートするのでした。
「魔法少女まどか☆マギカ」の真のクライマックスが描かれる「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」は、2013年10月26日から全国劇場にて公開中、26日と27日の週末二日間で興行収入4億3600円を記録する大ヒットスタートとなりました。
(c)Magica Quartet / Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
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