キーボードのキートップ2013個を使って日付を示す巨大カレンダー
2013個のキートップをキーボードから剥がし、並べ替えてカレンダーにしてしまったのが「2013 Typographic Wall Calendar by Harald Geisler and Thomas Ratliff」。100cm×70cmという大きめのサイズで、壁に貼るとかなりインパクトがありそうです。
2013 Typographic Wall Calendar by Harald Geisler and Thomas Ratliff — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/107717342/2013-typographic-wall-calendar
カレンダーの説明やどのようにして作られているかは以下のムービーから見ることができます。
右端に写っているのがカレンダーを作ったHarald Geislerさん。ドイツで印刷業を営んでいます。
Typographic Wall Calendarはキーボードのキートップをずら~っと並べてプリントアウトしたもの。
一見して「どうやって読むの?」と思ってしまいますが、カレンダーには「January TUE 01 WED 02 THUR 03」といったように文字が書いてあり、ちゃんと実際に読めるようになっています。また月は前後に「*」で区切ってあるので、慣れればすぐに目的の月日を見つけられるようになる、とのこと。
Typographic Wall Calendarはこれが初めての試みではなく、作られるようになって今年で5年目。2009年に自分の事務所用に作ったのが好評だったため、2010年からはkickstarterで出資を募って一般向けにも発行を開始しました。
2010年には2010個、2011年には2011個、2012年には2012個のキートップを使用し、来年度2013年のものは2013個のキートップが使用してあるというわけです。
制作風景は以下から。まず、大量のキーボードを箱から出し……
キートップを手作業でキーボードからはがしていきます。
あらかじめ作っておいた配置図をチェックしながら、一つ一つ並べていくわけです。
気の遠くなりそうな作業です……。
大きさは縦100cm×横70cm。250gsm光沢紙を使用しており、UV加工済みです。
出資額に10ドル(約800円)プラスするとプレゼント用にもう1つカレンダーをつけることができます。
2012年版のカレンダーはGregor award | gregor international calendar awardを受賞したりメディアでも取り上げられる人気っぷり。
Typographic Wall Calendarの2013年度版は現在出資を募っている最中で、39ドル(約3100円)の出資によってカレンダーを1つゲットできます。なお、送料は価格に含まれている、とのこと。出資額を増やすとカレンダーをサインが入ったものにしたり、数を増やすことも可能。
締切りは日本時間で11月1日(木)午前7時59分です。
・関連記事
印刷可能なカレンダーを自動生成するネットサービスいろいろ - GIGAZINE
翌月や先月だけでなく1年間全部見えるある意味やり過ぎな卓上カレンダー - GIGAZINE
ディズニープリンセスのセクシーピンナップ2012カレンダー - GIGAZINE
日本全国のアニメ放送状況を確認できるウェブサービス「しょぼいカレンダー」 - GIGAZINE
週単位ではなく上旬・中旬・下旬で区切ったどこもかしこも三角形のカレンダー「卓上 THE TRIANGLE」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ