Windows 7がXPを抜いてデスクトップPCのOSシェア1位に
By parislemon
NetMarketShareの調査によると、デスクトップPCのOSとして長らくシェア首位だったWindows XPをWindows 7が抜いてトップになったとのこと。Windows 7が市販されたのは2009年10月のことなので、トップ入れ替わりまで約3年かかったということになります。
Windows 7 Market Share Finally Overtakes Windows XP | TechWeekEurope UK
こちらがデータ。青いラインがWindows XPのシェア、緑色のラインがWindows 7のシェアを示しています。2010年9月の段階でWindows 7はWindows Vistaを抜いてデスクトップPCのシェア2番手の位置にいますが、Windows XPはその3倍近いシェアを誇っていました。それがゆるやかに近づいていき、2012年8月にとうとう逆転。
Operating system market share
細かい数値で追っていくとこんな感じ。Windows XPとWindows 7を合計したシェアはほぼ80%前後ですが、その中でXPは減少、7は増加していました。
2012年1月の段階でシェア推移を比較しましたが、XPの衰え方はこの時から特に加速もしておらず、非常に緩やか。この記事中でも指摘していますが、おそらく2012年中になくなるなどということはなく、今後も細く長く生き残っていくことになりそうです。
ちなみに、調査会社が変わると内容も変わるもので、StatCounterの調べでは2011年10月の段階でWindows 7がトップになっていました。
Top 5 Operating Systems from Oct 2009 to Oct 2011 | StatCounter Global Stats
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