ロンドン五輪の影響で日本国内の深夜ツイート数が従来比120%に増加
By ▲ e-basak
今週末まで開催されるロンドンオリンピックは時差の都合上、生中継が深夜から早朝にかけての時間帯になりますが、やはり「生で見てこそ」と考えている人が多いのか、Twitterのタイムラインもこの生中継の時間帯になると盛り上がっており、そのツイート数は今までに比べて120%ほどに増加していることが明らかになりました。
BIGLOBEが7月のTwitter利用動向を発表 | プレスルーム | NECビッグローブ株式会社
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2012/08/120807-3
これはついっぷるトレンドを運営するBIGLOBEが統計を取ったもの。
まず、7月の国内総ツイート数は13億7669万件でした。6月は12億2275万件だったので、前月比113%だったということになります。これを時間帯別に見ていくと、日中のツイート数もわずかに増加しているのですが、目立っているのは「1時から3時59分」という深夜帯と「4時から6時59分」という早朝帯で、下記の表のように前月比125%、120%と増加しています。
これは7月26日夜~27日にかけてのサッカー男子、日本対スペインのときのグラフ。ピンク色の折れ線がこの日のもので、紺色の折れ線はオリンピック以前の数字。全体的にツイート数が多く、特に先制ゴールの瞬間やスペインの選手にレッドカードが出たときに跳ね上がっています。しかし、この日は27日0時過ぎからTwitterでアクセス障害が発生したため、ガクンとツイート数が減少しています。
こちらは7月29日、柔道男子の事例。試合が始まるとツイート数が増え、特に判定が覆ったところがピークになっています。
7月30日深夜、体操男子団体が4位だったと分かってツイートが増え、さらに抗議が認められて銀メダルになるとものすごいツイートが。
8月1日深夜は体操男子個人と200m平泳ぎのあった日。内村航平選手が金メダルを取ったことで、深夜2時にもかかわらずツイート数は25万件にも達し、その後の平泳ぎでも結果がわかるとツイート数が数万件単位で増加しています。
今回のオリンピックは「ソーシャル五輪」とも言われ、選手自身もツイートをしたりしていますが、次からのオリンピックはこういった楽しみ方もスタンダードなものになっていきそうです。
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