レビュー

おいしいスパゲティを少人数向けにサクッとゆでられる小型鍋を使ってみた


忙しい時でも素早く調理できて値段も安いスパゲティは自炊の強力な味方。ところが、1~2人ぶん程度の少量をゆでるとなるとちょうどいいサイズの調理器具がなく、ムダに大きな鍋を使ったがためにお湯が沸くまでの待ち時間が長くてイライラする、というような経験をしている人も少なくないハズ。そんなわけで、1人暮らしの人でも手軽に素早く1~2人ぶんのスパゲティを調理できる鍋はないものかと思っていろいろと探してみた結果が以下の通りです。

今回購入したのは「アイザワ ミニパスタパン(写真左)」と「ユータイムIII ミニパスタ鍋(写真右)」。


◆アイザワ ミニパスタパンフォトレビュー

アイザワ ミニパスタパン(税込7500円)」のパッケージはこんな感じ。


容量2.8Lの深鍋に加え、湯切りが付属。


鍋の中にスッポリと湯切りが入ります。


重ねた状態でフタを閉めることが可能。


「パカッ」と開けてみました。


鍋の底は凹凸がないので洗うのがラク。


湯切りはこうなっています。


素早く水は抜きつつもスパゲティはこぼれない、という絶妙な穴のサイズ。


◆使ってみた

実際にコンロの上に置くとこんな感じ。


なお、メーカーによれば「アイザワ ミニパスタパン」は電磁調理器非対応ですが、今回使用したクッキングヒーター「KZ-C60KM」にはオールメタル対応IHヒーターが搭載されているのでそれを使用して問題なく調理することができました。

室温約28度の環境で、鍋の7分目まで入れた水(約2L)を沸騰させるのにかかった時間は約7分40秒。


火力が強いとかなり「グツグツ」となるので、7分目を超えるラインまで水を入れてしまうとこぼれやすくなってしまいます。


1人ぶん(100グラム前後)パスタを入れた直後はこんな感じ。もちろん、時間が経てばパスタが柔らかくなり全体が鍋に沈むので全体をゆでることができます。


麺が中に沈むとこんな感じ。


取っ手の部分は沸騰している状態で握っても熱くありません。


ゆであがったら、湯切りごと引き上げればOK。スルスルと簡単に抜けるので力はほとんど要りません。


下部からお湯が抜けて行きます。


水はけがとても良いので鍋から引き上げるだけで湯切りは完了。ザルを別に用意して沸騰したお湯が入った鍋を抱えて流しに行く必要がないのでラクチンです。


後はお皿に出せばOK。


中に入る水の量がミニサイズという割には多く沸騰するのに時間がかかるので、スピード重視の人には向きませんがお湯切りを素早く行なえるのはかなり便利です。

◆ユータイムIII ミニパスタ鍋 フォトレビュー

ユータイムIII ミニパスタ鍋(税込2480円)」のパッケージはこんな感じ。


容量は約1.9リットルです。


フタを閉めてみたところ。


「パカッ」と開けるとこうなっています。


◆使ってみた

実際にコンロに置くとこんな感じ。なお、「ユータイムIII ミニパスタ鍋」はIH(電磁調理器)200V、100Vに対応しています。


鍋の7分目まで入れた水(約1.4L)を沸騰させるのにかかった時間は約2分30秒。


沸騰してる状態を上から見るとこんな感じ。


「グツグツ」とお湯が沸いた状態でも、取っ手は熱くなっておらず握る事が可能。


鍋の高さが低いのでかなり麺を入れた直後は半分くらいが鍋の外ですが……。


割とスグにこんな感じで麺がお湯の中に沈むので、ゆで具合が偏ることはありません。


ゆであがったらザルに麺をあげましょう。


後は好みのソースをかけるだけで、できたてアルデンテのパスタを楽しむことができます。


1人暮らしや共働きのカップルなどでは1度にゆでる必要がある麺の量はそれほど多くないハズなのでお湯の量を少なくして早く沸騰させられる小型の鍋は時間が節約できて便利。もちろん、うどんやそば、ラーメンをゆでることもできるので1つもっていると何かとはかどりそうです。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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