GREEが世界展開を本気で狙っていることがわかるガチャっぽいクジが引けるブースに行ってきました
「世界最大のモバイルソーシャルネットワーク」をうたい米国進出を進めるGREEが米国ロサンゼルスで開催中のE3の会場で巨大なブースを出展していたので現場に行ってデモプレイやくじ引きなどを体験してきました。
◆ブース内の様子
さすがに任天堂やSCEと比べると少し小さい気はしますが、それでも数ある出展社の中では屈指の大きさです。
内装はコーポレートカラーの水色と白で統一。
ブースの一角には列に並ぶ人々の姿が。
並んでいた女性がチケットを係に渡して……
くじ引きをしています。
中から出てきたのは日本では「ガシャポン」やガチャとしておなじみのカプセルトイ用の丸いケース。
この中に景品が入っており、さらに札の内容に応じて別の物がもらえるようになっています。
紙袋に入った景品をゲットする来場者。
説明員の人に話を聞くとチケットがもらえたので、クジに挑戦してみることにしました。
ボックスに手を入れて……
カプセルをゲット。
ミントタブレット、リップクリーム、Tシャツがもらえました。
無料のドリンクもあります。
今度はブースにいたコンパニオンさんにドリンクチケットをもらってきました。
アップルジュースをいただきます。
GREEのロゴ入りの容器に入って登場。
肉厚のつくりで再利用可能となっているので、家に持って帰った人は使う度にGREEのロゴが目に入るという仕掛け。
キャッチフレーズは「COME PLAY(おいでよ 遊ぼう)」。
「インターネットのパワーで世界をより良い場所にする」という田中社長のメッセージ。
「拡大するグローバルネットワーク」と題して9ヵ国に展開する同社の拠点が示されています。
「グリープラットフォーム ユーザー数は2億3400万」とのこと。
◆デモプレイで遊んでみた
日米同時開発で、プレイ可能な状態での一般へのお披露目はE3が初めてというレーシングゲーム「Wacky Motors」。
アプリを起動するとこんな感じ。
公式サイトによれば「クールでカッコイイキャラクターたちが、ギャングのお宝を狙って熱い戦いを繰り広げる」とのこと。冒頭に「イケてる」というニュアンスの言葉が2度出てくるのは、とても大事なことだからだと思われます。
スポーツカーにディスプレイを取り付けて車中でゲームができるようにした展示もありました。
クールでカッコイイです。
実際にプレイしている様子は以下のムービーで視聴可能。
デモプレイ初解禁のGREE「Wacky Motors」を体験してみた - YouTube
アクセル操作などはなく、端末を傾けて進む方向を変えつつゲットしたアイテムで加速やライバルの妨害を行うというシンプルかつ爽快な内容。撮影の都合でiPhoneを片手持ちしたのであまり上手く操作できていませんが、ちゃんと両手でもって遊べば操作感は良好で初めてでもちゃんと走ることができます。
以下はアメリカのチームによって開発されたアメリカ向けのゲーム「Alien family」。
コミカルな宇宙人たちと一緒に農作業をしてお金を稼いで村を拡大しつつ、宇宙船に乗って仲間を見つけ出していくというゲーム。宇宙に出ると隕石が飛んでくるので、それに耐えて仲間を無事連れて帰れるように宇宙人を合成してパワーアップさせていきます。
以下では、ロケットに乗っての仲間捜しをしているシーンのムービーをチェックしてみてください。
GREEが作った米国市場向けゲーム「Alien family」で遊んでみた - YouTube
こちらもアメリカのチームによって開発されたゲーム「Zombie Jombie」。
悪しき人間たちに迫害されるゾンビになって体を強化しつつ戦いに挑む、というストーリーのゲームです。
ボスキャラとのバトルシーンは以下でチェックしてみてください。
GREEがアメリカ向けに開発した「Zombie Jombie」で遊んでみた - YouTube
日本では「ド、ド、ドリランド」のテレビコマーシャルなどでおなじみの「Driland」は完全英語版になってアメリカでも提供中。
もちろんメニュー類は全て英語化済み。
1メートル以上あるフィギュアが飾られています。
というわけで、GREEのブースではゲームのデモだけでなくユーザー数のアピールやロゴ付き景品の配布などが積極的に行われており、世界進出への意気込みが感じられる内容となっていました。
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