取材

コスタリカの朝マックに赤飯があるというので食べに行ってきた


世界中に展開するマクドナルドには国限定のご当地メニューがあったりするが、中米コスタリカのそれはなんと……赤飯。「ガジョピント」と呼ばれるコスタリカの赤飯をマックに食べに行ってきた。

こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在、パナマのカリブ海の島・ボカスにいます。メキシコから始まった中米の旅もいよいよ終盤。数日後にはパナマシティから飛行機でペルーへ。いよいよ南米に入ります。

ピンクが現在地

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さて、今回はコスタリカのマクドナルドのお話。なんと「コスタリカのマックに赤飯がある。しかも朝マック限定」という話を聞きつけたので、首都サンホセのマックへ急いで行ってきました。

サンホセの中心部


中央公園はいつも人で賑わう


他の中米諸国とは一線を画す整備された街並み


カジノ


歴史的な建造物も多く残る


サンホセにはかなりの数(確認できたのは6軒)のマックがあるのですが、中央公園近くのココに入ります


かなり交通量の多い一角にあります


おっ、朝から並んでますね~


一階にはマックカフェが併設されています


えーと赤飯、赤飯……


あ、ありました。あの「McPinto」ってやつですね。2550コロン(コスタリカの通貨)は約390円。


コスタリカでは10年くらい前から生活様式が欧米式に変わり始め、その頃、マックもでき始めたそうです。同じ中米のグアテマラで「田舎から出てきた人が都会に来た記念にマックを食べて帰る」という話を聞いたように、中米においてマックは「高嶺の花」という印象でしたが、所得水準の高いコスタリカでは事情が違うようで。若い人を中心にわりと気軽にマックに行っているみたいです。ちなみに現地人いわく「コスタリカ人はジャンクフードが大好き」なので、ケンタッキー、サブウェイ、ピザハット、バーガーキングなどがこぞって店を展開しています。

店内はこざっぱりとした感じ


テラス席もあります


さあ、これがマックピントです。デカめのBOXですね


トルティーヤ。メキシコに限らず、中米では何にでもトルティーヤがついてきます。


コーヒーを開けてみると……


なんと、ミルクがINされています!(何も言っていないハズ)


マックピント、開けます


どーん。なんか写真より黒いです。


確かに小豆が入ってます


正真正銘の小豆


もぐもぐ。うん、甘辛い味がついてますが、赤飯です。ほのかにニンニクが香ります。残念ながらもち米ではありません。


街の食堂で食べたガジョピント。マックのより味が薄かったです。


ガジョピントとはコスタリカの国民的料理(ニカラグア、パナマなどでも食べられています)。現地の料理人いわく、日本のように小豆とご飯を一緒に炊くのではなく、煮た小豆とご飯を混ぜて作ることが多いようです。その際、ウスターソース、ニンニク、ハーブなどを入れて味付けをするそうです。ちなみにガジョピントは基本朝食べるものなので、マックでも朝販売されているとのこと。マックのマーケティング、流石です。

スクランブルエッグ


パティは日本のマフィンのものと似ています


焼きバナナ。これが意外とイケるんです。中米各国で見かけました


断面


せっかくトルティーヤがあるので全部乗せでいってみたら、恐ろしくいろんな味がしました……


ちなみにサブウェイにも……


ガジョピントがありました


日本の赤飯とはちょっと違いましたが、遠くコスタリカで赤飯を、しかもマックで食べるというのは何だか不思議な気分でした。

(文・写真:世界新聞社/松崎敦史
http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/

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in 取材, Posted by darkhorse

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