「さけるチーズ」が参考にしたというメキシコのチーズを現地で裂きまくってきた

「さけるチーズ」には繊維状に簡単に裂くことができる独特の楽しさがありますが、発想のもとになったというチーズがメキシコのオアハカにあるというので、現地で探して食べてみました。
みなさんはじめまして、世界新聞の清谷啓仁と申します。

以前はウチのデスクである松崎がお世話になりました。これから半年はこの僕が海外ネタをお届けしたいと思います。よろしくお願いします。世界一周中のわたくしは今、メキシコのオアハカという街にいます。
オアハカはこの辺り
オアハカの町並み。スペイン植民地時代を彷彿とさせるコロニアル様式の建物が立ち並んでいます

街のソカロ(中央広場)

みんな、思い思いに時間を過ごしているようです。

ソカロの脇には土産屋の一角が。

オアハカは刺繍でも有名です

グルメ大国メキシコの中でもオアハカは特に個性的な食文化で知られています。写真はモーレ・ネグロという鶏肉のチョコレートソース煮込み。

そしてここオアハカには、日本の「さけるチーズ」が参考にしたというチーズがあるというので、街に探しに行ってきました。これは宿の前の通り。

ピザ屋を発見しました。ここで手を打とうか……。

美味しそう……だけど、我慢。

市場らしきものが見えてきました。これは期待できる!

いざ、潜入。

メキシコのイメージそのままのソンブレロを発見。

メキシコ人にとってチリは欠かせません

野菜もたくさんあります

精肉売場には生臭いにおいが充満しています

バンドが演奏していました。陽気なリズムが心地良いですねぇ……ってチーズ、忘れてた。

さけるチーズは……

どこですかー?

ケソ・オアハケーニョ(さけるチーズ)はありますか?

「これだ!」とおじさんが指した先にはコレが。このヘンなのが?ともう一度おじさんに確認しましたが、間違いないようです……。

小さいサイズもあります

こんなに大きいものも

巻かれていないものもありました。

チーズがボウルに入れられています

それを店員がおもむろに取り出し……

巻きはじめました!あの不思議な形はこうやってできていたんですね

オアハカ産「さけるチーズ」を手に入れました

宿のキッチンにて。さて、こいつをどうするか。

ひとまず引っ張ってみると……伸びる!

本当に裂けるんでしょうか?

おお!裂ける!

さらに裂ける!裂け具合は日本のものとほぼ同じです

こんなものじゃ済まされませんよ。

だいぶ裂けてきました

もはやスルメみたい。

ビフォー、アフターです

ミサンガとしても使えます

いざ、実食。日本のものに比べるとやや濃厚か。うーん……何かが足りない。

ならば、出でよ!メキシコのソウルフード、トルティーヤ!

じっくり焼いて、

チーズをのせて……

完成!でも、ちょっと寂しい……。

おっ、お姉さん、それはまさかっ!?

天下のチリソース!

できた

いただきます!

うまい!チーズがとろとろ溶けてチリとよく絡む!記念に宿のお姉さんと……

ハイ、チーズ。

(文・写真:世界新聞/清谷啓仁)
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