本たちが流れるように動きまくるストップモーションアニメ「The Joy of Books」
本屋さんが閉店したあと、こっそりと本たちが繰り広げるファンタスティックな光景を描いたストップモーションアニメ「The Joy of Books」がYouTubeで公開されています。ありとあらゆるシーンで本たちが動きまくっており、その滑らかな動きは本当に本に命が宿っているかのようです。
The Joy of Books - YouTube
作品の舞台はある書店。
最後に残っていた店員が鍵を閉めて帰宅します。
その様子をショーウィンドウから見守る本たち……
暗く静まった店内。
コソコソと本棚から何冊かの本が顔を見せました。
そして「大丈夫」とわかると、とたんに店内にぱっと明かりが点きました。
大きな本の間からちょっと小さな本が出てくる、本のマトリョーシカ状態。
深夜だというのにとてもにぎやか
ぱたぱたぱた……と背を見せていた本が逆に向いていったり、中央の小さな棚に立てられた本はぐるぐると回転しはじめたり。
ビジュアライザーっぽく高さが変化し、色もチカチカと変化。
本が泳ぐようにやって来たかと思ったら……
今度は青い表紙と赤い表紙の本が行進
表紙の男性と女性が本のステージの上でダンス
本棚から本たちが去って行く……
と思ったら反対側から戻ってきました。
制作したのはSean Ohlenkampさんとその奥さん。登場したお店はトロントに実在する本屋さんで、閉店後に撮影するという形で制作が行われました。ちなみに、本作が2作目で、1作目はこちら。
Organizing the Bookcase - YouTube
こちらは家の本棚が舞台。
ガタガタと本たちが動き始め……
きれいに色ごとに整列
ざらざらざらと横へ消えていく本たち
「待って~」と、小さな本がそれを追いかけます。
波のように、本がバナナを運んできました
ざっぷーん
波は引き、バナナが残されました
上の棚から本で埋まっていきます
本に飲み込まれてしまうバナナ
バナナはどこへ?
次回作について、Sean Ohlenkampさんは「議会図書館で手伝ってくれる人はいない? :)」とコメント。いったいどんな超大作になるのやら……。
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