ハードウェア

温風を1.5m先まで余裕で届けるダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」レビュー


ダイソンのhot + cool AM04ファンヒーターが10月20日から発売開始となりましたが、さすがはエアマルチプライアーで一世風靡しただけあって、なかなか品物が手に入らず、ようやく先日入手することができました。人気が先行している感じがするダイソン製品、その実力は人気に見合ったものなのでしょうか。

Dyson | ダイソン - Dyson Hot + Cool™ ファンヒーター より早く、お部屋を均一に暖めます。 | Dyson.co.jp
http://www.dyson.co.jp/fans/heaters.asp

ファンヒーターが到着。外箱の大きさは64cmほどで「ちょっと大きいぞ?」という印象。


ダイソンの説明によると、従来型のファンヒーターは部屋をすばやく暖められず非効率的でした。


しかし、ダイソンのファンヒーターはエアマルチプライヤーテクノロジーによって、暖気をより遠くまで届け、すばやく部屋を暖められるとのこと。


ジェームズ・ダイソンのどや顔。


ということで実際に触っていきます。


ごろーんと出てきました、ダイソンのHot+Cool ファンヒーター。


組み立ては必要なく、この底部だけを取り付ければすぐに使えます。


印を合わせて回転させるだけ。


セット完了。


何かのおもちゃのようです。


スイッチ類もシンプルにまとまっています。左から電源ボタン、風量調整ボタン、中央はリモコン受光部、右が温度切り替えボタン、右端は首振りボタン(本体が回転する)。


コンセントを挿して、さっそくスイッチオン!


ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」起動 - YouTube


起動から温風が出るまでの時間は数秒ほど。風量1(最弱)の割には温風が強めだと感じました。実際、風がどのあたりまで来ているか軽く測ってみましたが、少なくとも1.5m先で温風を感じることができます。

ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」風量1の場合 - YouTube


風量は10段階で調節可能なので、最強の風量10にしてみました。ダイソンらしい稼働音は、テレビの近くではちょっとつらいかも。

ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」風量10の場合 - YouTube


箱形のファンヒーターとは違って、背面側からも正面へ向けて気流が流れます。空気の流れは扇風機のようなイメージ。

ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」背面側の気流 - YouTube


離れたところからリモコンでフル機能を操作可能です。


実際にリモコンを使って動作開始から首振りまでやってみました。動画では斜め上を向けていますが、斜め下へ向けて足元をあたためることも可能です。ちなみに、リモコン操作中は首振りが停止します。

ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」リモコン操作と首振り - YouTube


使わないときは本体の上部にペタッとくっつけておけます。


こんな感じ。本体がカーブしているのでちょっと不安ですが、上の方はマグネット内蔵なので落ちません。ただし、横の方だと落ちます。

ダイソン「Hot+Cool ファンヒーター」リモコンはマグネット内蔵 - YouTube


冷暖万能で、かつ温風が出るまで待つ必要もなく、その風が届く範囲も相当広いので、ワンルームぐらいであれば1台で一騎当千の働きをしそう。デザインも変わっていて、場所もさほど取らないので、いろいろなシチュエーションで活躍できます。あとは動作音が一定以上にならない「静音モード」と電源オン・オフのタイマー機能があれば……。

ちなみに、記事執筆時点での価格.com最安値は5万2390円。検索をかけると4万円台で取り扱っているところもありますが、輸入品(温度表記が摂氏ではなく華氏)のものがあるので注意が必要です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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