公式ムービーで見る「iPhone 4S」、全体の完成度は予想以上に高め

ついに発表された「iPhone 4S」は「iOS 5」を搭載しており、肝心のハードウェア部分についてかなり進化しており、トータルとしての完成度はさすがアップルという感じです。

アップル - iPhone 4S - 史上最高のiPhoneです。
http://www.apple.com/jp/iphone/

Apple - iPhone 4S - The most amazing iPhone yet.
http://www.apple.com/iphone/#video-4s

※2011/10/05 4:30時点ではかなりつながりにくいです

これが「iPhone 4S」

高さ115.2mm、幅58.6mm、厚さ9.3mm、重さ140グラム

中身はこうなっています。

これがA5プロセッサ、デュアルコアCPUとなっており、iPhone 4と比較してCPUは2倍に強化されています。

カメラのレンズもグレードアップ

センサーは800万画素、解像度は3264×2448ピクセル、iPhone 4より60％スペックアップしています。

底面部分はマイクロフォン、30ピンドックコネクタ、内蔵スピーカーとなっています

音声認識＆音声操作を可能にする「Siri」は現段階では英語のみのサポート

このようにしてiPhone 4Sに話しかけて操作します

イタリアンレストランをこの近くで探してと言うようなことをいえば、自動的に検索してリストアップ

ランニングなどのトレーニング中も画面を見ずに操作可能

運転中もOK

こんな感じで言えばいいわけです

リマインダーを操作中

A5プロセッサはCPU速度だけではありません

GPUも強化しています

グラフィック描画を司るGPUもデュアルコア

GPUは実に7倍高速化されており、2011年秋発売予定の「Infinity Blade 2」のような高画質がウリのゲームもサクサク動いているのが確認できます

ウェブページの描画も高速です

通話品質も上昇しました

これはフレーム部分全体をアンテナにすることで成立しています

カメラ部分について次は見てみましょう

ポイントはこのレンズ

従来はこうなっており、撮影した画像の周囲がちょっと暗くなっていました

しかしiPhone 4Sのレンズはさらにもう一枚増えており、くっきり鮮やかに像を結ぶことが可能になっています

フルHD（1080p、30fps）でのムービー撮影も可能です

手ぶれ補正も付いているので、ムービー撮影中に画面が揺れまくるというのも軽減されています

自動的に顔を認識してオートフォーカスでピントを勝手に合わせてくれるので撮影は簡単

ボリュームコントロールボタンがそのまま横向きにするとシャッターボタンとなり、ホーム画面からカメラアプリをすぐに起動できるので、さくっと撮影可能

撮影後に必要な部分だけを切り取るのも、このようにして範囲を指で指定するだけなので簡単

色調や明るさは自動補正が可能です

リマインダー、メッセージ、着信履歴、カレンダーなどはこのようにしていつでもリスト化して一覧可能に

リマインダーも「場所」をお知らせ通知のトリガーにできるので、「家に帰ったらこれこれの用事をする」というような条件で設定しておけば、GPSと連動し、自宅に到着した途端にやることを思い出させてくれる、というわけ。

iCloudはカレンダー、メール、写真、音楽、アプリ、アドレス帳、その他の各種データをすべて保存して自動的に同期させることが可能なので、自分の今持っているiPhoneがぶっ壊れて新しいiPhoneを買ってきた場合、iCloudから全データや設定を復元してくれます。新機種への乗換も簡単に済みます。

フォトストリーム機能はかなり秀逸で、例えばiPhone 4Sで撮影すると自動的にiCloud経由で自分の持っているほかのマシンにも写真が送られます

例えばこれは先ほど撮影した画像があっという間にiPad 2のデータとして同期して閲覧可能になってい様子。パパが現場でiPhone 4Sを使って撮影した画像を息子がその場でiPad 2を使って閲覧して鑑賞する、というようなことが自動的にできるわけです。

・つづき
「iPhone 4S」などが発表されたAppleイベント「Let’s talk iPhone.」総まとめ - GIGAZINE