抹茶とぜんざいが絶妙にマッチした和田乃屋「抹茶ぜんざい」試食レビュー
「マチ★アソビvol.7」でグルメハント対象店となったということで、和菓子屋「和田乃屋」本店に再び訪問しました。前回は阿波銘菓「滝の焼餅」をいただきましたが、今回は「ぜんざい」と「抹茶ぜんざい」を食べてみました。
和田の屋
http://www.wadanoya.com/mt/index.html
和田乃屋本店の脇には、観音堂に続く石段が続いています。
石段を登っていくと、滝の水音が聞こえてきます。
石段の途中で滝が見えます。
徳島駅から徒歩15分ほどの、ほぼ市街地と言っていい場所にある和田乃屋ですが、まるで山道を歩いているような気分になってきます。
観音堂への道には、阿波の歴史の様々なシーンが書かれた立て札が立っています。これは映画「北の零年」の背景ともなった庚午事変の立て札。
そしてこれが観音堂。和田乃屋から徒歩で4~5分ほどで到着します。
観音堂の脇には、眉山への道が続いています。
石段を下って和田乃屋に向かいます。和田乃屋の「滝の焼き餅」は全国菓子観光大博覧会で金賞牌を受けています。滝の焼き餅についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています。
お店に着くと、2階の客席に案内されました。途中通る中庭では滝と池の鯉を見ることができます。
2階席入り口。
客席はテーブル席と座敷席があります。
なんと昭和38年には高松宮妃殿下がご来店されています。
菓子を注文すると阿波晩茶が出て来ます。しっかりとした渋みと香りを持ったお茶です。
こちらは「ぜんざい」。緑茶と塩昆布がついてきます。
これもただのぜんざいではありません。徳島名産の和三盆をぜいたくに使用し、豊かな甘味をもちながら非常にさっぱりとした後味を実現しています。
そしてこちらが「抹茶ぜんざい」。
本式の抹茶に甘く煮られた小豆が入っています。
良い具合に焼かれた餅がついてきます。
お餅を抹茶に浸していただきます。
抹茶の渋みが小豆の甘さと混ざり合い、絶妙な風味を醸し出しています。餅を後から抹茶に浸すことで、外側はパリッとして内側はモチモチのベストな食感で楽しむことができるのも魅力的。非常に上品な味わいで、本店を訪れる機会があればぜひ試してみてください。ちなみに和田乃屋自体は徳島駅直結のクレメンテや阿波踊り会館にも入っています。
和田乃屋から少し歩くと、「滝の焼き餅」の由来ともなった滝の水「錦竜水」を汲める場所があります。
ボタンを押すと一定時間水が出る仕組み。
自然湧水で殺菌等を行っていない完全な天然水なので、飲用の際は煮沸が推奨されています。
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