これからのアニメの合言葉は「褒めて伸ばす」、第4回マチ★アソビ前夜祭レポート
本日から10月10日まで、徳島で「マチ★アソビ Vol.7」が行われます。徳島のマチをアソビ尽くそうということで始まったこのイベント、年に3回ずつ開催されて今回でついに3度目の秋を迎えました。今回も徳島駅前の商店街・ポッポ街や市内を流れる新町川沿いの新町橋東公園とその並びのパラソルショップ、そして阿波おどり会館、さらに会館からロープウェーに乗って10分足らずで登頂できる眉山山頂のステージなどを舞台に、数多くのイベントが繰り広げられます。
そんなマチ★アソビ初日に、去る9月20日に東京・阿佐ヶ谷のロフトAで開催された第4回マチ★アソビ前夜祭の様子をお届けします。前夜祭ではこのマチ★アソビ Vol.7でどういったイベントが行われるのか、その詳細についてもちらっと触れられていたりしたので、イベント参加時の助けとなるかもしれません。
アニプレックス 高橋祐馬(以下、ゆま):
今週末、9月23日からからスタートする「マチ★アソビ vol.7」の色んな情報をお知らせしようかと思っています。今回は今までで最も準備をしてきました。
(客席:うおおおおお!!)
ゆま:
特に近藤さんの準備がスゴイです。
ufotable 近藤光プロデューサー(以下、近藤):
頑張っております。
ゆま:
近藤さんがなにを頑張ってきたのか、というのはこのあとのお楽しみです。このマチ★アソビは我々だけでやっているものではありませんので、まずはゲストの皆様にもご登壇いただければと思います。告知している方もしていない方もいらっしゃいますが、本日お越しいただいたゲストの方々をお呼びしたいと思います。拍手でお迎え下さい。
(拍手)
(客席:納谷さァァん!!)
今回ゲストとして登場したのはバンダイナムコゲームスの富澤祐介さん、馬場英雄さん、ニトロプラスのでじたろうさん、グッドスマイルカンパニーの安藝貴範さん、マウスプロモーションの納谷僚介さんの5名。のちほど、ニトロプラスのどいよしなおさんも合流し、近藤さん、ゆまさんとあわせて8名でイベントは進みました。
ゆま:
本日はこの5名のゲストにお越しいただいておりまして、何といってもこれまでと違うのは、我々のネームプレートができました。
(拍手)
ゆま:
毎回、最終的に誰だったかよく分からないということがあるかと思いますので、今回はこういう形で。また、今回はグッドスマイルカンパニーのミカタンのお力をお借りして、ミカタンちゃんねるで生中継が行われているということで、我々、リスクのある中で(笑)やらせていただいております。では、ご登壇いただいたゲストの方に自己紹介をいただければと思います、まずは納谷さんからお願いします。
マウスプロモーション 納谷僚介(以下:納谷):
マウスプロモーションの納谷です。マチ★アソビはかれこれ毎回出ているので、今回は何をやろうかなと楽しみにしています。よろしくお願いします。
バンダイナムコゲームス 馬場英雄(以下、馬場):
バンダイナムコゲームスの馬場と申します。「テイルズオブ」シリーズを作っております。マチ★アソビは2回目の参戦でして、今回はゴッドイーターチームとともに、いろいろと眉山の方を盛り上げていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
グッドスマイルカンパニー 安藝貴範(以下、安藝):
いつもお世話になってます、グッドスマイルカンパニーの安藝です。今回は10月10日に伺おうかと思っています。その直前まで、鈴鹿でF1を見ないといけないので。
(客席笑)
近藤:
仕事だから。
安藝:
あくまで仕事ですから。ギリギリですが、マチ★アソビの方も楽しみにしています。よろしくお願いします。
ニトロプラス でじたろう(以下、でじたろう):
ニトロプラスのでじたろうです。よろしくお願いします。僕の名前はひらがなで「でじたろう」と書くんですが、安藝さんから「ひらがなはバカっぽいので気に食わん」とツッコミをいただいていて、今日、変えなきゃいけないらしいです。
安藝:
さっきの?冗談(笑)
でじたろう:
冗談?えー?
(客席笑)
ゆま:
何ですか、その突然「バカルディ」が「さまぁ~ず」になるみたいな。
でじたろう:
なにかいいアイデアがあればぜひいただければと思いますので、よろしくお願いします。
バンダイナムコゲームス 富澤祐介(以下、富澤):
飛び入りでお邪魔しました、バンダイナムコゲームスの富澤です。飛び入りで来たので、僕はネームプレートを自分で書いたんですけれど、近藤さんも自分で書いていたんですね。
近藤:
僕の分は用意されていなかったんです。
(客席:えー!?)
富澤:
今は「ゴッドイーター2」と「魔法少女まどか☆マギカ ポータブル」をやっていますので、その情報をひっさげてマチ★アソビに行きたいと思っています。よろしくお願いします。
近藤:
マチ★アソビはけっこう情報戦が厳しいと言われています(会場笑)。マチ★アソビのアカウントか僕のアカウントが情報が一番早いと思いますので、せっかくニコニコ動画に流すのであればアカウントを見てもらった方がいいかと思ってネームプレートに入れました。他のプロデューサーもアカウントがある人は入れてあるので、よければフォローして最新の情報をつかまえてもらえばと思います。
ゆま:
本日は前夜祭4回目ということで……近藤さん、マチ★アソビも2周年ですよ。
近藤:
間違ってる。秋はもう3回目よ。
ゆま:
そう、3年目に突入してマチ★アソビ vol.7ということで、マチ★アソビも月日を重ねてきまして、事前情報でもあったとおり過去最大のマチ★アソビとなっています。イベントの来賓もそうですし、生トークイベント、販売、食べ物、いろいろと用意されています。そして今回何がスゴイかというと、もうフライヤーが完成しています!
(客席:うおおおおお!!)
安藝:
そんなに喜ぶこと?(笑) 普通普通、完成してるのが普通やからね(笑)
近藤:
フライヤーができるだけでこんなに喜んでくれると嬉しいですね。
ゆま:
前回、第3回前夜祭ではこの現場で文字の修正をするということもありましたからね、「ufotable」を間違っていたり。そういう感じでしたが、今回はフライヤーにイベントラインナップもすべて入っていますので、まずは第4回前夜祭の前半戦はタイムスケジュールに沿ってマチ★アソビの全てを公開したいと思います。
近藤:
これまでツイッターでいろいろと書いてきたんですが、イベントはまだまだあって書ききれていないんですよ。今日決まったものもあったりして、フライヤーにのっていないものもあるのよ。
(客席:えー!?)
ゆま:
大人は日々動いているんです。ということで、本日はこのスクリーンに映っている情報でやっていきます。これは近藤さんが作られたもので、何かというと、10月8日9日10日という最後の3日間が重要なポイントになっているので、この3日間を時系列にフォルダにまとめたものとなっています。なので、ここから1つ1つ開けていって紹介できればと思います。
近藤:
今回のマチ★アソビは4つのテーマに沿って催し物を決めていったんです。ステージ、展示、映画祭、食べる、この4つを軸にどう作るかというのを考えてきて、堅いこと言っても盛り上がらないので、まずは8日を見せていこうかなと。眉山山頂のステージ、最初はコレ!
ゆま:
誰ですか!?
(客席:えー!?)
ゆま:
知ってるの!あえて聞いてるの!
近藤:
はい、この方、開会式にいらっしゃるそうです。
ゆま:
徳島県知事です。
近藤:
でもこれだけじゃ寂しいので次、10時30分から「つきねこ眉山に立つ」となっています。納谷やん、どうぞ。
納谷:
実はまだ調整中ですが、オリジナルメンバーの4人(喜多村英梨、今井麻美、阿久津加菜、五十嵐裕美)は揃う方向で、残りをいま調整中です。なるたけ全員で最後のクライマックスランを盛り上げようと思っていますので、よろしくお願いします。
近藤:
では次いきます。次が12時に……どん、「シュタインズ・ゲート」。
ゆま:
8日12時からは「未来ガジェット電波局 マチ★アソビ出張版&いとうかなこライブ」ということで。
近藤:
どいさん出なくていいんですか?実は関係者いっぱい来ているんだけれど、恥ずかしがって出てこないんですよ。
でじたろう:
マチ★アソビの現場のプロデュースはどいがやっておりますので、よろしくお願いします。
ゆま:
ということで、どいさん。未来ガジェット電波局&いとうかなこさんライブということですが。
ニトロプラス どいよしなお(以下、どい):
絶賛調整中でございます(客席笑)。いま月に2回、「STEINS;GATEラジオ」というのをニコニコ動画でやらせていただいていて、今回は今井麻美さんと弊社の最狂広報・ジョイまっくすが徳島に乗り込んで、その場でラジオをしようということです。
ゆま:
ということで、この次はチャリティーオークションと。
近藤:
東日本大震災でポスターもやらせていただいているものです。結構凄いモノが集まっていたりするので、みなさん、お小遣いを握りしめてきた方がいいかもしれません。ごついのがいくつか集まっています。
ゆま:
続きまして8日14時からはですね……これよくわからないんですけれど、「カッコカワイイ宣言!かおちゃんとトークライブショー」。
近藤:
ジャンプスクエア連載中の作品ですね。今回、マチ★アソビに東宝さんがやってくるということで、ぜひこれをやりたいと急遽やることになりました。マチ★アソビ、みなさんのおかげで大きくなって、今回は松竹さんや東宝さんといった、エンタメ系のアニメ会社がみんな来るんじゃないかという状態です。
ゆま:
フライヤーの表紙に並んだ企業名がすごいですよね。
近藤:
どうですかみなさん、「カッコカワイイ宣言!」は。安藝さん、ねんどろいど化はどうですか?
安藝:
これは……言うたらアカンらしいです(笑)
近藤:
わかりました、ありがとうございます。
ゆま:
次は15時からになりますね、「みのりスクランブル&アニメ文庫 トーク&ライブ」。
近藤:
はい、主題歌が完成しまして、歌うことになりました。
納谷:
……僕が歌うんじゃないですよ?主演の女性陣、阿久津さん、五十嵐さん、高井さんが歌います。
近藤:
去年の秋に「みのりスクランブル」のオーディションをやったんですが、そこで徳島の現役女子高生の子が受かったんです。その子がこれに出て、歌も歌うことになりました。そしてぜひ見て欲しいのはコレなんですよ。
ゆま:
伊藤潤二先生の「ギョ」ですね。アップにするとえらいことになってますね。
近藤:
これはぜひ見てもらいたい大作です。
ゆま:
アニメ文庫というのはufotableの演出家さんや監督さんが映像にしたいモノを、ということで「百合星人ナオコサン」「ギョ」「みのりスクランブル」の3作品を選定、テレビでも劇場でもないものを作っていこうということで、現在制作を進めています。
近藤:
安藝さんがきっと「ギョ」のねんどろいどを作ってくれると思う。
安藝:
先生は大丈夫ですか?あと、ねんどろいどでいいんですか?アクションフィギュアの方がよくないですか、足とか生えるでしょ。
(一同笑)
ゆま:
アニメ文庫プロジェクト、ここでいろいろと発表していければと思っています。続いて8日15時30分です。
近藤:
ufotableで作っているオリジナルアニメ「桜の温度」のライブをここでやろうかなと思っています。監督の平尾くんの要望で皆谷尚美さんにエンディングを歌っていただくことになって、調べてみたら徳島の方だったんですが、ご本人に快諾をいただいてライブをしてもらうことになりました。劇場版「カードキャプターさくら」の主題歌も歌っていた方です。
ゆま:
次は8日の16時ですね、こちら(会場拍手)
近藤:
「桜の温度」の時は拍手がなかったんだけれど……(会場大拍手) 平尾くんはセンチメンタルなので、ぜひ拍手を下さい。
ゆま:
「アイドルマスター Autumn Festiv@l! in TOKUSHIMA」ということで主演キャストから5名、下田麻美さん、原由実さん、今井麻美さん、若林直美さん、仁後真耶子さんの5名にお越しいただきまして、1時間でいろいろお届けできたらなと思っています。
近藤:
やっぱりアイドルマスターって人気あるの?
ゆま:
そんなに寂しそうにしないで下さいよ、桜の温度も来ますよ!!
(会場拍手)
近藤:
どうですか?アイドルマスターは?
馬場:
盛り上がってますよ。隣のチームの情報だからいろいろは言えませんが……。
ゆま:
17時には「The Moving Pictures Festival授賞式」があります。
近藤:
「ニュータイプ」はいまだにアニメ誌のキングなので、その授賞式を徳島でやってくれるというのはありがたいというか、嬉しいですね。この授賞式に向けてまだ僕らは大変な作業が残っていて……なにが大変かというと、ここで受賞した作品を野外上映したいと思っているんですよ。今年一番ヒットした作品を上映すればいいだろうと思うんですが、どれが1位になるか分からないので交渉できないんです。「かけられる」とは断言できないんです。なので、「これが獲るな」と思ったら走り始める感じです。これ、中間発表が来てたよね。1位が「魔法少女まどか☆マギカ」、2位が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」だったね。
ゆま:
そうなんですね。
近藤:
3位が「TIGER&BUNNY」。
ゆま:
中間発表が出たということは、もちろんこれから「まどか」ではない作品が好きな人が投票したりとかあると思うので。
近藤:
アニプレックスの岩上敦宏というプロデューサーが中間発表があることを知って「発表するの?選挙と一緒で、中間発表しちゃうと他に票が流れちゃうじゃん」と、けっこうマジで取りに行ってます。すごく投票が多くて、開始3週間ぐらいで1万票を超えているんです。おそらく最終的に3~4万票はいくのではないかという状況なので、みなさんに参加していただいて、「これが1番すごかったんだ」というのを5年後、10年後にも言えるようなものにしたいと思っています。
ちなみに劇場では1位が「マクロスF」、2位が「ガンダムUC」、3位が「鋼の錬金術師」でしたね。この賞はできればアカデミー賞みたいな意味のある賞になりたいという意志があって、スタッフに寄っていこうということで色彩設計の賞とか背景さんの賞とか、全部で21の賞があるんです。今回、一番力を入れているといってもいいぐらいのところで、トロフィーもグッドスマイルカンパニーさんに作ってもらっています。
(拍手)
安藝:
ぜんぜん間に合わないタイミングで話が来て(会場笑)、「できるかっ!!」って。「ここまでにデザインを決めて下さい」という日を2週間も越えましたから。でも、きっと大丈夫だと思います……まだ僕の手元にも来てないですけれど(笑)
近藤:
むっちゃ金のかかったものを作っています。ここまで来て、トロフィーをどこかで買ってきて名前だけ書くわけにはいかないじゃないですか。
安藝:
これをデザインしているのはフェラーリやランボルギーニのデザインにも関わっている、日本でも有数の3Dデザイナーさんです。
ゆま:
まだWEBニュータイプさんでは応募を受け付けていますので、まだの方は今からでも投票していただければ、1位が他の何かに変わるかもしれません。
近藤:
残念だけれど、うちの作品はほとんど期間的に候補に入っていなくて、ゲーム版ブラック★ロックシューターぐらいかな……あれぐらいだと思います。よければ投票して下さい。
ゆま:
ちなみに、司会進行は日本放送の吉田尚記さんです。ということで……みなさんお気づきかと思いますが、10月8日の眉山林間ステージのことを話しただけで30分かかりましたから。
近藤:
今回本当にすごいから。じゃあ次は新町川をやろう。
ゆま:
新町橋東公園の13時から13時30分、さきほどアイマスは山頂でもありましたが、せっかく行くんだから何かやろうということで、一切キャストさんが出ないトークショーをやります(会場笑)
近藤:
この裏ではシュタインズ・ゲートの「未来ガジェット電波局」もあるから、みんなどっちか選ばないとダメなんだよ。
ゆま:
ふだん制作側の人間が出ることはないですけれど、せっかくなので。
近藤:
この裏はもっとひどいんだよ。自分のところだから言えるんだけれど、山の上のパゴダでは「住めば都のコスモス荘を語ろう」トークライブ。
ゆま:
3箇所で同時にイベントが行われる、これがマチ★アソビですね。集客戦争があるという。
近藤:
みんな、コレに来てね。
ゆま:
これに続いては「パパのいうことを聞きなさい!」「C3-シーキューブ-トークイベント」があります。
近藤:
今回、キングレコードさんは新町川をメインにいろいろとやっていくということです。サプライズがいっぱいあるとか……山中隆弘Pは?
納谷:
山中さんからの伝言で、「前の仕事が終わり次第来る」とのことでした。
近藤:
山中Pはチェックしておいたほうがいいですよ、今回もいろいろやっていますから。
納谷:
このイベントの前には、今日決まったばかりですけれど、「こぴはん」のトークイベントをやる予定で、キャストさんが来ます。誰が来ると思いますか?下田さんです。
近藤:
17時30分からはつきねこライブがあります
納谷:
さきほど大変盛り上がったニュータイプさんの授賞式の裏でやっていきます。今回は「つきねこ3」がリリースされるので、新曲中心にやっていきたいと思っています。ぜひぜひ孤独な世界にならないようにつきねこに来てくれる人を募集しています。よろしくお願いします。
近藤:
13時からパゴダで、「バンダイビジュアル大河原健プロデューサーに聞く、メーカーP裏話」。
ゆま:
危ないイベントですねぇ。
近藤:
みんなはピンと来ないかもしれないけれど、僕らは非常に楽しみにしています。
ゆま:
これは8日の山場の一つですね。タイトルから「裏話」と書いてあって、期待せざるを得ないじゃないですか。
近藤:
このあとに「マチ★アソビ検定」ってあるんですけれど、なんかウルトラクイズっぽく眉山を駆け回りたいらしいよ。僕が徳島スタッフに電話して「マチ★アソビ検定は何やるの?」って聞いたら「眉山を駆け回ります」って。
ゆま:
わけがわからないですね。
納谷:
あと、フライヤーにのっていないシリーズ第2弾として、「アルティメット マーヴル VS. カプコン3」で、時間は調整中ですが、8日のどこかでトークをやらせていただきたいと話をしています。内容としてはゲームショーで宣伝隊長に選ばれた古木のぞみさんが来て、何かをします。
(客席:オオオ!)
納谷:
古木さんって、そんなに人気あるの?悲鳴が上がるほど?アイマスの裏とかにしようか?
(客席:やめて!)
納谷:
こちらもみなさん、よろしくお願いします。
近藤:
ステージは8日はこんな感じで。
ゆま:
そろそろこちら(ステージ)にも飲み物をお願いします。
近藤:
このすだち酎ハイ作って下さい。(会場笑)
ゆま:
ということで8日のステージを説明しましたが、このほか、ロープウェイでは「Fate/Zero」に出演する小山力也さん、川澄綾子さんによるロープウェイガイドアナウンスであったりとか、ポッポ街ではシュタインズ・ゲートの複製原画展とか。どいさん、シュタゲの複製原画展はゲームのものですか?
どい:
まだ調整中ですが、たぶんアニメが6~7割、ゲームが3割ぐらいかなと思います。今、「複製原画展」とあるんですが、原画の割合が高くなって、実質「原画展」になるのではないかと思います。
ゆま:
安藝さん、ポッポ街では「グッドスマイルカンパニー展示」とありますが、何か展示を?
安藝:
ははは、何をするんだろう?ああ、新作原型を徳島初公開のモノも含めて出そうと思っています。
近藤:
展示ということだと、アニメージュ、アニメディア、全号集めて展示しようとヤツ、今コレを集めていまして、アニメージュ、アニメディアとも半分を超えたぐらいです。
これは壁に置きつつも手に取れる状態にしようということで考えています。「できれば当時の付録を手にしてみたい」、捨てた人が多いと思うけれど、それをなんとかして集めたいと。僕もいろいろ出したんだけれど、探してもなかなか出てこないのがあって……「未来少年コナン」の第1話の絵コンテがついていたんですよ。知らないのかな?
ゆま:
知らないですね。
近藤:
僕ら業界人は必修ですよ。いろいろなアニメの絵コンテがついてたんですが、それが出てこないんですよ。そういうのを全部並べてみたら壮観なんじゃないかなと。アニメージュさんが400号、アニメディアさんが30周年という節目にぴったり当たったので、今度映画館をオープン予定のビルで展示をしたいなと思っています。ぜひお立ち寄りいただければと思います。
でじたろう:
僕は、26年ほど前に1年間アニメディアの編集をやっていたんですよ。
近藤:
じゃあ当時のやつ持ってる?
でじたろう:
持ってないですね。あと、ニュータイプの編集もやっていたので、ニュータイプは持っています。
近藤:
それって、ニュータイプは持っているけれどアニメディアは持っていないということ?
でじたろう:
あっ……いやいや、アニメディアを愛していますよ。がんばれ!アニメディア!!
(会場笑)
近藤:
どんどんマニアックなやつを揃えていって、「OUT」も全部揃えちゃおうか。全盛期は「ジ・アニメ」「マイアニメ」「アニメージュ」「アニメディア」「ニュータイプ」「OUT」「ファンロード」とありましたね。
でじたろう:
ファンロードにはイラストが掲載されたことがあります。
(会場:おおー!)
近藤:というようなイベントをやるので、今からでも寄贈していいという人はご協力下さい。この流れでいくと「スタンプ」。わかんないでしょ?徳島にいる人は週末が3回もあるので、その間も盛り上がって欲しいということで、映画祭の会場でスタンプラリーができるようにしました。そして、モチベーションが上がるように絵を描き下ろしました。どん!
近藤:
「この忙しいときになにをやっているんだ」という話ですけれども。
ゆま:
Fate/Zero、来週から放送開始です。
近藤:
ということで、みんな飲み物が行き渡ったようなので乾杯しましょうか。ニコニコの方もいいですか?かんぱーい!
近藤:
来ている方、お金払ってきているのにニコニコと同じとかイヤやん?ちゃんとお土産とか持ってきてるからね、抽選会もあるから。とりあえずは全員にブラック★ロックシューターのうちわを持ってきたので、いまから配り始めるので、思いっきり掲げて見せてやって(会場笑)
近藤:
徳島はいま空港がすごいことになっていましてですね、いろいろとネットであがっているんですが、空港がアニメ一色で大変なことになっています。このセイバーは武内崇さんが描き下ろしています。
富澤:
このキュゥべえ、2mぐらいあるんですよね。まどかもいろいろやらせていただいているほか、エクシリアも柱に飾らせていただいています。
馬場:
今回は空港から盛り上げたいということだったので、バンダイナムコゲームスのコンテンツでずらりと。
富澤:
ゴッドイーターだけちょっと間に合わなくて、僕が自分で作って入稿しました。
近藤:
バンダイナムコゲームスの横がGONZOになっております。「こぴはん」「ラストエグザイル-銀翼のファム-」「にゃんぱいあ」と入っています。「シュタインズ・ゲート」はめだってますねえ。あとはProduction I.Gさんの新作「ももへの手紙」が入っていたりします。
どい:
「ソニコミ」は刺激が強すぎるということで、ちょっと場所を移動してもらっています。
でじたろう:
本当に?服とか着せてあげればよかったね。
どい:
これ、近藤さんに締切の2日ぐらい前に「すいません、今からお願いしてもいいですか?」ってねじ込んでいただいて、1日でデザインを仕上げました。
近藤:
その隣がスカーレッドライダーゼクスですね。そしてFate/Zero。これはちょっと申し訳ないんですが……徳島って東京、福岡への便しかないんですが、このFate/Zeroはその飛行機の搭乗口にしか飾っていないんです。なので、飛行機に乗らないと見られない。
(会場:えー!?)
ゆま:
登場チケットを持っていないと見られない、と。
どい:
徳島空港って入場券とかないんですかね?
近藤:
ここ、手荷物検査の後なんですよ。
どい:
突破しないとダメなんですね。
近藤:
これは本当に大きくて、3m×3mぐらいあるんですよ。GIGAZINEさんが取材に行ってくれたみたいなんですが、「これは圧巻だった」といってくれました。この圧巻を見られるのは東京と福岡に行く人だけです。
そして、徳島は飛行機だけじゃないんですよ、交通局もあるんです。それで、「Fate/Zeroバス」を出すことになりました。町を挙げてやっています。これ、すごくてですね、全部描き下ろしました。
ゆま:
みなさん、よく覚えて下さい。Fate/Zeroは来週から放送開始です。
近藤:
お祭りじゃないですか。……(デザインも)お祭りです!
ゆま:
これ、めちゃくちゃいいですよね。
近藤:
ここ細かく見て欲しいんですよね。凛とかめちゃくちゃかわいい。
ゆま:
初回1時間スペシャルということでお送りしております。
近藤:
はい、V編これからです。フォーマット編集っていう、テレビ局にあわせて「CMここですよ」っていうのがあるんですが、それがこれからです。ちなみにバスは内装もかなり頑張っていて、声も聞けるかも?という感じです。8日から10日は、徳島駅と阿波おどり会館の間をこのバスが走りますので、乗っていただければと思います。それではいきますか、9日。
ゆま:
8日が終わりまして、9日の眉山林間ステージから。まずは「マチ★コレグランプリ」。
近藤:
僕が知らない間に大きくなっていてですね、中国から招待するというのは聞きました?マチ★アソビコスプレの中国版というのができていて、その上位2名を徳島に招待するということだそうです。なんか、徳島で想像以上にコスプレが浸透しちゃったらしくて、せっかくなので山頂でもやってみようかというのがマチ★コレです。
ゆま:
続いては、お昼のイベントです。
近藤:
これ、今日知ったんですがかなり驚いたのでそのままアップしちゃいますね。
ゆま:
はい、「ひびちからじお」の公録ということで、アーチャー役の諏訪部さんと凛役の植田佳奈さんが登場します。
近藤:
僕はこれをTwitterで知りました。
近藤:
こういう準備をしていたんですけれどね。
ゆま:
あら、これはいいですね。なんてリッチな。
近藤:
TYPE-MOONさん、すごく気合いが入っていて、徳島のお菓子屋さんと組んでお土産を作っているらしいんですよ。「ロゴ使ってもいいですか?」と聞かれたので、「どうぞ」と答えておきました。
ゆま:
そのあと13時30分からは「とある飛空士への追憶」。
近藤:
これは9月24日に徳島で上映があるので、見ていっていただければと思います。公式HPで冒頭12分が見られるようになっています。この作品、裏側を見ると面白くて、東京ムービーが制作しているんですが、マッドハウスの丸山さんに声をかけて一緒に作っているんです。東京ムービーとマッドハウスといえば「あしたのジョー」なので、僕らなんかはこれを聞くと「ああ、東京ムービーとマッドがタッグを組むんだ」と感慨深いです。
ゆま:
なるほど、このタッグは近藤さん的にアツいんですね。そして14時30分が?
近藤:
「Fate/Zero祭り」です。
ゆま:
小山力也さん、川澄綾子さん、中田譲治さんが初来徳、LiSAさんも来るというイベントで、主題歌お披露目もここでやっていただこうというリッチなイベントですね。10月から放送と言うことで、いろいろやろうかなと。どいさん、ここまで来て、Fate/Zeroがマチ★アソビ内ですごくボリューミーですね。
どい:
そうですねえ、タイトルを「Fate/Zero祭り」に変えた方がいいんじゃないですか?
(会場笑)
近藤:
きっとFate/Zeroは人気があるだろうということで、その前に小学生の作ったアニメの発表会をやろうと思います。これは以前もやったやつで、ufotable、まじめなこともやっております。Fate/Zeroの前に、みんなが小学生のアニメを見る!
ゆま:
そして拍手をする、と。
近藤:
その様子を端で親御さんが見ているわけです。そういう、きれいな形がいいなと。
でじたろう:
小学生に1話ぐらい作ってもらったらどうですか?
ゆま:
まさかの原作者OKが出ちゃいましたよ。
でじたろう:
竹内さんさえOKならいいですよ。
近藤:
OKだって。
ゆま:
……ちょっと確認しますね、ここで答えてしまうととんでもないことになるので。
(会場笑・拍手)
ゆま:
小学生が描くサーヴァント同士の戦いとか。
近藤:
きっと「すだちくん」とか出てくるよ。
でじたろう:
「ぼくのかんがえたさーう゛ぁんと」とか。
(会場笑)
どい:
これ、ufotableの青田買いですよね。
近藤:
ここで描いてくれた子がスタッフになってくれたら、本当に夢みたいですね。
(会場拍手)
ゆま:
では次でございます。「フェイト/エクストラ CCC Cな新作発表会」ということで、丹下桜さんとプロデューサーの水谷さんにお越しいただきます。
近藤:
丹下さん、すごいよね。
ゆま:
僕は丹下さんが世代的にバッチリなんですよ……はい。
(会場笑)
近藤:
あなたそのときは何してるの?
ゆま:
おそらく、Fate/Zero祭を終えた皆さんを、後ろ髪引かれながらアテンドしているのではないかと思います。
近藤:
あら、見られないんだ。今、業界人の一番人気は、木谷さんと安藝さんの講演なんですよ。で、2番人気が次のコレですよ。
近藤:
ライバル誌じゃないですか、これが集まってトークライブをやろうと。Newtypeとアニメディアは編集長が、アニメージュは編集の方がいらっしゃいます。あと、娘typeの編集長も来るということで4誌のトークになるかもしれません。ただ、決まっていないことが1個あって、誰が司会をするかってことなんだよね。
ゆま:
私ですね、司会のオファーをいただいたのですが、断りました!これは無理です!
(会場笑)
近藤:
これ見たくない?見たいよね、30年間ライバルやってるんだよ。
安藝:
ミカタンが司会するって。
近藤:
本当に?ミカタン、徳島来るの?
安藝:
わかんない。けど、前にミカタンちゃんねるの生放送で、ホビージャパンと電撃ホビーマガジンの直接対決を司会したから。
近藤:
でもミカタン、おろおろしてるだけじゃない?
安藝:
そのときは電撃ホビーマガジンの人がべろっべろに酔ってた(笑)
ゆま:
でじたろうさんは過去に在籍していたということで……
でじたろう:
やりませんよ!
ゆま:
司会はさておき(笑)、アニメ誌の編集者や編集長が集まってのトークはすごいですよね。
近藤:
徳島はすごい町になっていて、ケーブル徳島さんから生放送のOKが出ているんですよ。どこまでOKを出すかは別なんですけれど。この流れですごいものを見せますね。今徳島ではアニメの実行委員会ができて、その名簿がすごいんですよ。見せてOKとのことだったので持ってきました。まず、知事が会長。2番目、市長が副会長。そして徳島県中小企業団体中央会会長、徳島新聞社社長、四国放送社長、NHK局長、徳島大学学長、徳島県観光協会理事長、徳島文理大学学長、徳島商工会議所会頭、徳島市観光協会会長……そして、最後に僕という(会場笑) これで徳島のバックアップっぷりがわかるのではないかと。
安藝:
いま、高知も対抗しようとしてるでしょ?ほら、海洋堂さんがミュージアムを作ったでしょ。オープニングイベント、ものすごい山奥まで行きましたよ。あ然とするような山奥で車がすれ違えないので、途中でバスに乗り換えていくんですよ。そこには国会議員さんとかもたくさん来ていて、僕が聞かれるのは「で、徳島のマチ★アソビどうなん?」って。「いや、僕は香川なんですけれど」って言ったら「香川も何かやるの?」って。
(会場笑)
近藤:
はい、じゃあ9日に戻りましょうか。
ゆま:
次は野中藍さんですね。
近藤:
「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」で、1時間30分いろんなことやります。そしてこのあと、Moving Pictures Festivalの受賞作品を流れで上映します。
(キングレコード山中プロデューサーが到着)
ゆま:
ということで改めまして、キングレコード山中プロデューサーです。
キングレコード 山中隆弘(以下、山中):
はい、キングレコードの山中です。
ゆま:
ちなみにどんなイベントを計画中ですか?
山中:
何かイベントします。来ていただければ「おおー!」というようなイベントをと思っています。
近藤:
すごいね、まだまだあるんだね。次は新町橋東公園にいきましょうか。まずは5月に好評だったやつに引き続き、GONZOトークライブを。
(会場拍手)
ゆま:
簡単にご説明すると、GONZOさんの歴史をすべて振り返るという……企業浮き沈みあっていいとき悪いときありますけれど、それを細かく説明いただいたという。いかにGONZOさんから別のスタジオが生まれていったかと……。
近藤:
ラストエグザイルのプロデューサーが来るそうです。来られるのかな、彼……?来てる場合じゃないような気もするんですけれど。
ゆま:
この次は「魔法少女まどか☆マギカ ポータブル プレミアムトークショウ in 徳島」です。
富澤:
これは「まどか☆マギカ」のゲームに関するトークショウをやろうかと考えています。他に徳島に来ている方々を見ると、結構まどか関連の方がいらっしゃるので、ゲストにお呼びできるかな?などと思っています。虚淵さんとか。
どい:
虚淵はですね、“夜の眷属”なので、この真っ昼間に行われるイベントはどうでしょうか……。日が当たるとドラキュラみたいに全身やけどになるそうなので。
(会場笑)
富澤:
ということで、出演者に関しては調整しています(笑) 他でも話をしているんですが、実は、このゲームの企画が出たのは以前のマチ★アソビの夜で、ご飯を食べながら「どいさん、ちょっといいですか?」と言ったのがそのまま決まったんです。コレ、徳島が作り出した企画なんですよ。
(拍手)
富澤:
そんな話も含めてトークショーをやらせていただきたいと思います。
ゆま:
なるほど。そして13時30分からは「喜多村英梨トーク&ミニライブ」と。
山中:
はい、これはミニライブをやろうと思っています。喜多村さんは弊社からデビューいたしまして、CDを1枚出して、11月に出すのですが、そのあたりの曲をやろうかなと。
近藤:
大変だよ、ちょうど上ではFate/Zero祭が始まるぐらいの時間だよ。なんか、変なフェスみたいになってきたよね。
山中:
野外フェスだよね、アレに行って次はこっち、みたいな。
ゆま:
次はちょっと時間が空いて……「つきねこライブ」と。
納谷:
これ、もうちょっとなんとかしていただきたいんですけれど!!(会場笑) うち、素材を相当提供していると思うんです。これじゃ意味が分からないから!
近藤:
裏は「まなびストレート!」だよ。
納谷:
この業界で上下関係を大事にする僕が、初めて山中先輩に対決を挑むということですね。
ゆま:
新町公園、続きましては18時、MOSAIC.WAVさんのライブです。ベストアルバムがリリースされるとのことで、これをひっさげてのライブとなります。
ゆま:
続いてはパゴダ広場。まずはコミックス・ウェーブ・フィルムさんの新作、「この男子、宇宙人と戦えます」
近藤:
これは監督さんも来るそうで、阿波おどり会館では本編を流します。
ゆま:
次は……「東宝プロジェクト」。確認ですけれど、これ、字は間違ってはいない?
(会場笑)
近藤:
今回は東宝さんも松竹さんも来ているので、東宝さんに「イベントの名前、どうしますか?」って聞いたら「東宝プロジェクトで」って。
ゆま:
内容がなんなのかというのも含めて気になりますね……。その次にマチ★コレ、マチ★アソビ検定を挟んで、皆谷尚美・秋風ライブ。
(拍手)
近藤:
皆谷さん、熱闘甲子園の歌もやってるらしいよ。
ゆま:
そして次は……
これを見ただけで誰か分かる、さすがみなさん、プロですね。虚淵玄さんとFate/Zeroを語ろうということで、どいさん?
どい
本人はよく把握していないみたいですね。
ゆま:
ちなみにどんな内容なのでしょうか?
近藤:
1話と2話の放送が終わっているので、原作の虚淵さん、近藤、岩上さんや星海社・太田さんらを交えてお話をしようと。あと、小山力也さんと中田譲治さんがちょっと時間空いているんですよね。もしかしたら何かやれたらなと。詳しくはTwitterを見てください。
ゆま:
他にこの日はなにかありますか?
納谷:
ひどくないですか?忘れられてますよ……。
近藤:
あ!結構大事なイベントが残っていた。徳島って10月9日から観光祭りみたいなのがスタートするんですって。その皮切りとして、「つきねこと阿波おどり道場」というのをやるそうです
納谷:
今ので全てを語られてしまったため何も言うことがないんですけれど。
ここからはゆまさんによって、フライヤーの内容が次々と紹介されました。ポッポ街では「ゲッサン」「Fellow」マンガ家大集合サイン会、複製原画読書会などが行われます。
この謎のリストはグルメハントのポストカード一覧。
23日からは映画祭がスタート。近藤さんも生まれてから18年過ごした徳島ですが、「とにかく映画がかからない」というのが地方の難点。
「マルドゥック・スクランブル」も「戦国BASARA」も「蒼穹のファフナー」もかからなかった徳島で、せっかくマチ★アソビをやっているのだから、ファンの方が見られるようにということでその状況を作り出したそうです。かなり豪華なラインナップで、最初の2週間の土日はこれ目当てで来るのもありかも。
そして、ピングドラムが来徳。「生存戦略 IN 徳島~踊る(?)ピングドラム~」というイベント名になっています。
山中:
これはゲストありですね。監督は徳島出身なんですけれどさすがに無理なので、ほかのゲストを呼んでいます。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は今回は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ドキッ!関係者(全員男)だらけの続・大反省会!!」ということで、男まみれのイベントが予定されています。
10日のラストには「バンダイナムコゲームス presents スペシャルトーク&ライブ」が行われます。
そして業界人注目という、「エンタテイメントの未来」というタイトルでの安藝さんとブシロードの木谷社長の講演。
安藝:
木谷さんですよ?爆弾ですよ、あの男(笑) このあいだ、僕と司会のまつもとさんと木谷さんとで一応内容を確認しておこうということで集まったんですが、その会を放送したかったぐらいです(笑)
安藝:
それにこれ、朝10時でしょ。業界の人大注目って言うけれど、みんな起きてないでしょ?(笑)
近藤:
この講演は学生さんは無料だけれど一般の方は有料なので、配信とかしたらいいかなと思っていたんですが、今回は配信せずにガチでやります。
という感じで、前半戦が終了。
後半戦ではニコニコ生放送が終了したということで「この場限り」というエグい質疑応答が繰り広げられました。「みなさまを信じて、ブログには書かない、Twitterには書かないということでお願いします。みなさんには人を殺す力があります!!」というゆまさんの力強い言葉のもと、「声優さんの結婚のニュースがありますが、みなさん付き合っていることは知っていたのですか?」「原作モノとオリジナルで作る側のテンションは変わりますか?」などと過激な質問が飛び、それに対してすべてではないにせよ、かなり突っ込んだ回答が行われました。
次回がいつになるかわかりませんが、第5回マチ★アソビ前夜祭もまた開催されるはずなので、どういう濃厚トークが繰り広げられているのかが気になる人はぜひチケットを購入して現地に足を運んでください。
カオスな会場の様子。
質問を読み上げるゆまさん。
なぜかお互い撮影中のでじたろうさんとどいさん。
なにやら危険な回答中。
Fate/ZeroのPVのクオリティがあまりに高いことで、どいさんから「本当にこれでテレビでやるんですか?」といつも打ち合わせで言われている、という流れからは、以下のような素敵なやり取りが繰り出されました。
近藤:
(スタッフが)頑張れるように、みなさん、優しい目で見てやってください。スタッフは気にするんですよ、思った以上に。みなさんが辛いことを書くとどんどん疲弊していくので、優しく優しくしてあげると、クオリティは上がっていきます、本当に。思った以上にみんなナイーブです。温かい気持ちを持ってアニメを見てもらうと、アニメ全体のクオリティが上がっていきます。
ゆま:
「褒めて伸ばす」んです。
近藤:
そうだね。僕らの時代はけなされてどつかれて伸びていったんだけれど、今は?
ゆま:
褒めて、伸ばす。
近藤:
あ、これからのアニメの合言葉はコレだ。ユーザーさんは僕らを褒め続けるんです(会場爆笑)
ゆま:
そうするといいものができあがっていくという好循環ができると。
こういったトーク終了後には抽選会が行われ、かなり貴重なアイテムがプレゼントされていました。
最後の締めでは、近藤さんから以下のようなメッセージが発されました。
本当に東京が大変な中、行政がこんなにもガッチリとフォローしてくれるのは奇跡的なことで、そこにニトロプラスさんやグッスマさんのようなエッジの効いた会社や、バンダイナムコゲームスのような大手が入ったりしていて、こういうイベントは作ろうとして作れるものじゃないと思います。せっかくここまで来たイベントなので、僕らがもうちょっと年を取っても参加できるイベントにしたいと思います。
中継分で2時間、それ以外も含めると3時間30分の長丁場、興味がある人はぜひ次回の前夜祭に参加してください。
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