取材

聖杯戦争の行方を数千人の熱狂と共に占った「Fate/Zero祭り」


その年最も優秀だったアニメを表彰するニュータイプ・アニメ・アワードにて12部門を制覇した「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本も手がけている虚淵玄による伝奇小説(ライトノベル)「Fate/Zero」。そのアニメでメインキャラクターの声優を務める小山力也、川澄綾子、中田譲治、そしてオープニングテーマ「oath sign」を歌うLiSAが一堂に集結した「Fate/Zero祭り」が「マチ★アソビ vol.7」にて行われました。

Fate_Zero-アニメ公式サイト-
http://www.fate-zero.jp/

アニプレックス高橋祐馬:(以下、高橋)
お待たせしました、この後いよいよ「Fate/Zero祭り」です。司会進行をさせていただきます、アニプレックスの高橋祐馬と申します。この後、役者さんお三方をお呼びしたいと思いますが、1回だけ皆さんのテンションの上がり具合だけ確認できたらなと思います。この後「Fate/Zero祭り」開催させていただきますが、皆様よろしいですか!?


会場全員:
イェー!!!


高橋:
最高です、さすが「マチ★アソビ」です。それでは皆様盛大な拍手でお出迎えください。本日お招きした皆様をお呼びしたいと思います。まずは衛宮切嗣役、小山力也さん。


小山力也(以下、小山):
みなさんどうもこんにちわ。ありがとう!


高橋:
それでは、続きましてセイバー役、川澄綾子さん。


川澄綾子(以下、川澄):
皆さんこんにちは!すごーい、後ろの方まで。よろしくお願いします!「問おう。貴方が、私のマスターか」。


高橋:
そして続きまして言峰綺礼役、中田譲治さん。


中田譲治(以下、中田):
すごい人ですね、徳島なう!本当に皆さんにお会いできるのを楽しみにしていました。最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いいたします!


高橋:
それでは皆様、お座りいただいて始めさせていただければと思います。いよいよ「Fate/Zero祭り」ということで、本当に多くの方にお越しいただいてありがとうございます。第1話で雁夜おじさんのいろいろを見たり、中には第2話を昨晩ご覧になった方もいるかと思いますが、ちなみに「Fate/Zero」の1話、2話を見たよっていう方はどのくらいいらっしゃいますか?(会場で多数の腕が上がる)おお、すごい!!


川澄:
みんな寝不足ですね(笑)

高橋:
ちなみに「Fate/Zero」を含めて「Fate」シリーズ自体が初めてだよという方はどれくらいいらっしゃいますか?ちょっといらっしゃいますね。ようこそ、「Fate」は楽しいのでぜひ。改めまして、お三方といろいろなお話しをしていきます。こうやって「マチ★アソビ」に「Fate/Zero」が初めて参りましたが、我々はこのイベントの前に少し時間があったので徳島を満喫させていただいて。どうでしたか、この徳島の雰囲気は?


川澄:
空港を降りた時からまず、どーんとセイバーのイラストがありまして、記念写真を撮りました。今日も時間がちょっとあったので、まず「Fate/Zero」ラッピングバスに乗りました。皆さんは乗りました?乗った方がいいですよ(笑)ちょっと大変かもしれないけど。

高橋:
実はサプライズでね、我々もこっそり乗ったんです。そしたらお客さまが1人だけいらっしゃいました。その後はロープウェイにも乗って上ってきまして。

川澄:
誰か一緒になった人はいますか?


中田:
あ、いた!声かけてくれたらよかったのに、冷たいなあ(笑)

高橋:
ロープウェイの登りは川澄さんのナレーションでお届けさせていただいたんですが、下りはあちらにおわします切嗣さんがナレーションを務めさせていただいておりますので、そちらもぜひお楽しみいただけたらなと思います。

小山:
なんか、おじいさんがびっくりされていたそうですけれどね。「戦争になったのか!?」とか(笑)大丈夫ですよ、平和な街ですから徳島は。ご心配をおかけいたしました、申し訳ありません。


高橋:
というわけで、お三方をお招きしていろいろとお話を聞けたらなと思うのですが、最初はこんなお題を用意させていただきました。「遂に開戦!第四次聖杯戦争」というタイトルです。おかげさまで「Fate/Zero」のアニメ放送がスタートし、「第四次聖杯戦争」もスタートということですが、ちなみに1話を見たけれど2話は見ていないっていう人はいますか?おお、いらっしゃる。「この話ってもしかしてネタバレじゃない?」となったら(耳を押さえて)ワーってしていただけるといいかなと。昨日第2話の放送がありましたけれど、まずは1話のことをお話しできればなと思うんですが、まずは中田さん。


中田:
僕らは試写会で初めて大画面で見せて頂いて、やっぱり想像していた以上に……。皆さんもご覧になっていただけたら分かると思いますが、室内のシーンが多いです。どのシーンもすごくよく描かれていて、意外に雁夜がかっこいいなって思いましたね。切嗣は嫌な人だし。そして、色合いや陰影の付け方とかがかっこいいなあと。


高橋:
そして小山さん、我々は試写会で見ましたが、改めて1話を思い出されて「こう来たか」や「これは印象的だったなぁ」というところはありましたか。

小山:
なんといっても冒頭のシーンですね。アインツベルンの城で引きの絵になりますが「ここまだ引く、ああまだ引く!おおまだ引く!おお、おお、おおお!!」という感じで。これはもう、ぜひ劇場版を作っていただくしかないと思いました(会場拍手)。虚淵先生よろしくおねがいします(笑)東京で行われた試写会の時に私がコートを持って参りましたらですね、虚淵先生が「力也さん、10月の眉山山頂は雪です。コートが絶対に必要ですよ、分かりましたね」とおっしゃいましたので、今日は着て参りましたが、暑いよ!!


高橋:
虚淵さんなりの小粋なジョークが(笑)1話のラストでセイバーが登場するところがあります。先ほどのお話でお二人から室内のシーンとか冒頭だとかありましたが、川澄さんは「Fate」という作品に長い間関わられていると思います。改めて川澄さんがご覧になって「Fate/Zero」の1話はいかがでしたか?

川澄:
自分は最後のセリフだけだったので、ちょっと客観視できるというか。試写会ではウェイバー君が「初めての聖杯戦争」ということでモノローグ的に聖杯戦争のことを語っていたりして、すごいわかりやすいなと思っていました。最後の召喚シーンでは、自分が出てくるって知っているのに鳥肌が立っちゃって。そして最後の台詞からのオープニングという。なんか「やっちゃったなー」と思って。


高橋:
ユーフォーテーブルやっちゃったなと。

川澄:
あそこは本当にすごくて。そこに文句がある人にはちょっと「受けて立つぞ」みたいな気分ですね。

高橋:
第1話、ラストのカットも含めて楽しんでくださった方、拍手をいただいてもいいですか?(会場から割れんばかりの拍手)ありがとうございます。

中田:
全世界で配信してるんですよね。

高橋:
「全世界同時配信」ということでですね、我々は世界を取りに行こうかなと思っております。世界各国の方が見ても楽しんでいただけるかなと思いますよ。先ほどもお話がありましたが、第1話ではいろんなことを説明する話となっていますので、これは後ほどウェブとかでも公開しようかなと思っています。こういった「誰でも分かる聖杯戦争」というものを今作っているところです。聖杯戦争は7つの陣営にそれぞれマスターとサーヴァントがいますが、小山さんと中田さんはマスター、川澄さんはサーヴァントとしてやっていただいています。徐々に各陣営が集まってきましたが、お三方から見て「この陣営、映像になったらかっこいいな」とか、「思っていたのと良い意味で違ったな」とか、あったりされますか?


川澄:
雁夜おじさんのかっこよさが想像以上だったんですね。召喚シーンも、雁夜おじさんだけがちょっと苦しいじゃないですか。「が、がんばれ!」ってすごい思っちゃって。切嗣はダークヒーローじゃないですけど、手段を選ばないところもあったりするので、見ているとすごく雁夜おじさんに感情移入しやすいなとは思いました。

高橋:
確かにかっこよく描写されていて……

川澄:
あんなにかっこいい設定でした?(笑)

高橋:
どうなんでしょうね。現場で話しているのは、映像になった時の「跳ね方」というか。ある種、活字を映像にする楽しみみたいな部分がああいうところにあるのかなと思います。


中田:
原作を読んでてもそんなに雁夜はね。

川澄:
武内崇さんの絵も「刻印虫」の後の顔……

高橋:
髪が白くなってからですね。

川澄:
メッシュが入る前はイケメンだと思って(笑)

高橋:
本当に劇的ビフォーアフターみたいな感じになっていたので。


川澄:
一晩で白髪になっちゃったのね、みたいに。

高橋:
小山さん、映像でご覧になって印象的だったキャラクター、マスターでもサーヴァントでも構わないんですが、どうでしょうか?

小山:
関智一君(アーチャー役、小山さんは『関ちいち君』と表現)が金ピカに光ってね。シャリーン、シャリンと豪華でしたね。

高橋:
まだ第2話を見ていない方が多いと思いますが、第2話でアーチャーというキャラクターが。川澄さんかっこよかったですよね。

川澄:
ネタバレかどうか分かんないんですが、アーチャーだけ霊体化するときにキラキラが激しい気がして。

高橋:
ちょっとリッチな感じでね。

川澄:
そうなんです。消え方がやっぱりリッチなんですよね。

高橋:
そして中田さん。他のキャラクターをご覧になっていかがでしたか。

中田:
そうですね、石田彰さん(雨生龍之介役)最低ですよね(笑)


高橋:
あきら君じゃなくてね。あきら君は一生懸命やってますから。

中田:
第2話をご覧になった方はびっくりしたと思います。あと、浪川大輔(ウェイバー・ベルベット役)はバカですね(笑)

高橋:
あれはもう馬鹿ですね(笑)あれはもうしょうがない。

中田:
ライダーが出てきて、あの2人はいいコンビで。お話が暗いから、大ちゃんの役が本当に場を救ってくれるっていうか。いいキャラだなって思いますね。

高橋:
ウェイバーが出てくると一服の清涼剤という感じでほっとしますね。

中田:
あとラストシーンにランサーが出てきて「来週見たい」ってなりますよ。

高橋:
今のお話にもありましたが、これからどんどんキャラクターが出てきます。「これからどうなるんだ」っていうところも皆さん気になると思うので、続いてのお題はこんなものをご用意してみました。「これからどうなる聖杯戦争」。今は第2話まで放送させていただきましたが、これから3、4、5……と続いて全25話でお届けさせていただく「Fate/Zero」でございますので。原作の小説版を読んでいない方もいると思いますので、本編の絵だけを少し持ってきてみました。2話以降の、とある話数の絵ということでまずはこちら、どん。


小山:
切嗣ですね。


高橋:
これは何かを悩まれているのでしょうか、思いにふけっています。

小山:
とある室内で、悩んでいるというか計画を立てているところです。この後、実は久宇舞弥と(笑)いやいや、切嗣は悪くありません、切嗣はただの受け身ですからね。舞弥が悪いんです。

川澄:
一番最低じゃないですか(笑)

高橋:
人の夫に手を出す舞弥がちょっとお痛ね、という感じです。

高橋:
まだ小説を読まれていない方は、アニメを見ていくうちに「このシーンのことか」と分かると思うので、楽しみにしていただけたらと。続いて、2枚目はこんな絵を用意しました。かっこいいですね。こちらは綺礼が……


小山:
綺礼!奇麗な綺礼だ。

高橋:
奇麗ですよね(笑)

中田:
せっかくなんで立ってコメントします。後ろの人も見えますか?ありがとうございます。


高橋:
奇麗な横顔です。何か思いにふけっているようなシーンしますが。

中田:
ストーリーはともかく部屋もすごく陰影が良くて、そこのドアを開けて綺礼が入って来る時の顔の色味とか。段々近づいてくるときの照明の具合とかが本当に奇麗で(笑)この役をこんなにかっこよくさせていただいてありがたい気持ちです。ご存じの方も多いと思いますが、この後綺礼はいろいろ……。ここにいる2人、実は嫌なヤツなんで(笑)

小山:
それはね、譲治さんから見て嫌なヤツということなんで(笑)

中田:
この後の展開もぜひお楽しみに。着席。

高橋:
中田さんは「空の境界」というユーフォーテーブルさんの作品でもご一緒して。その時にも舞台挨拶などでいろんなお話を聞きましたが、ユーフォーテーブルさんが作るフィルムの印象とかご感想って何かありますか?

中田:
「空の境界」を見て下さった方はいらっしゃいますか?(多数の挙手)すごいすごい、ありがとうございます。なんというか、「妥協しない、諦めない」姿勢。納品する前までがんばるぞという。そういった情熱ですよね。「この作品をうちがやる以上は誰にも負けない作品を作ってやる」という、近藤さんをはじめとした皆さんの熱意が画面の端々まで出ている。1話の試写会が終わってからも「あそこにペン入れるぞ」と。情熱がこっちに伝わってきますから。僕らもその気持ちに応えなければいけないという気になります。1話はとても動きが少ない、映像にするには難しい話だと思いますが、それをいかに見せるかということを限りなく努力してくださっている。絵のクオリティはもちろん、皆さんのガッツや愛が素晴らしいなと思いますね。

高橋:
出来上がった映像を改めてご覧になると、これから先の話数の収録でテンションが上がったりするものでしょうか。

中田:
やっぱりそうなりますよね。もちろん最初からやる気はあるわけですが、仕事ぶりをまざまざと拝見すると気持ちが更に改まりますね。

高橋:
1話、2話が終わり、これからずっと続いていくわけですが、すごい事になっていきそうですよね。川澄さんにはセイバーがこの先どうなっていくのかというところで、こんな絵を用意してみました。こちらセイバー。奇麗ですね、かわいいというか。


川澄:
「Fate/Zero」ってセイバーにとってすごく試練の多い話なんですね、肉体的にも精神的にも追い詰められて。この話は「こんな楽しいことがあったね」というシーンで、私もすごくお気に入りです。思ったのが「アイリスフィールにはこんなに優しくできるのに、切嗣に対してはどうしてツンケンしてしまうんだろう」ということ。自分ではそんなに意識していなかったんですけれど。やっぱりアイリは守りたいんですけどね。

高橋:
アイリは強さと弱さがどっちもあるキャラクターでもありますし。

川澄:
ここは騎士として姫を守るナイトと。戦が始まるほんのちょっと前のシーンです。


高橋:
この後に、セイバーにはとあるサーヴァントとの戦いが待っているという話になっております。1、2話もユーフォーテーブルさんがすごい力を入れて作ってくれていますが、これから先も変わらないクオリティです。第3話はもう出来上がっています。最後に一言ずついただきたいのですが、「キャラクターのあのシーンに期待している」というところをお聞かせ下さい。まずは小山さん。

小山:
切嗣は川澄さんもおっしゃっていたように、なかなか好きになれないタイプかもしれませんが……

川澄:
そんなことないそんなことない(笑)


小山:
でも。切嗣なりに懸命に目的へ向かって邁進しているわけでして。悩んでいるわけです。切嗣が弱みを見せる相手はあの人しかいません。その相手に心のひだをを見せる、かわそうな切嗣を是非感じていただきたいです。雁夜おじさんもかわいそうだけど、切嗣もかわいそうだよということをわかっていただけたらなあと思います。

高橋:
続いて中田さん、これから映像でご覧になる上で楽しみなシーンはありますか?

中田:
先ほども言った、ライダーが……呼び寄せて裏で展開するあの場面とか、最後に敵が出てきた時にすごい戦いになるシーンとか。あのシーンが今から楽しみですね。もちろん最後に……立ちますか?

高橋:
どうぞお立ち下さい。

中田:
切嗣とやるじゃないですか、宿命のラスト決戦を。とても楽しみですよね。個人的な趣味から言えば、みんなにいじめられてセイバーがMっぽいところでね。


川澄:
そんなキャラじゃないですよ(笑)2人がどSなだけなんです。

中田:
けなげにがんばるセイバーを応援したい気持ちもありますし。本当に良いシーンがいっぱいありますので僕らも楽しみにしています。

高橋:
それじゃ川澄さん、「ここに期待している」というシーンをお聞かせ願えますか?

川澄:
アフレコをしたところまでで言うと、いまおっしゃられていた3人の王と語らうというシーンがあります。そこはすごく会話劇なんですね。「王とは何か」と語ります。そこをどういう映像で見せてくれるのか楽しみです。逆に王の軍勢のシーン、ライダーが呼ぶシーンで。

小山:
ライダーね、大塚明夫です「ララララララララララララララーイ!!!」。

川澄:
そうです(笑)本当に明夫さんの「アイオニオン・ヘタイロイ」は本当にかっこよかったんですよ。アフレコ現場で聞いていて。明夫さんも「こんなに声を張るキャラは久しぶり」と言っていました。絞り出してやってらっしゃいました。そこのシーンは一体どんな映像になっているのか楽しみです。


高橋:
皆さんが1、2話をすごく楽しんでくださっていると我々も感じています。そういった声はユーフォーテーブルさんや役者の皆さんに伝わりますので、3話以降も期待していただけたらより良いものをお届けできると思いますので、どうぞよろしくお願いします。(会場拍手)


高橋:
ではお三方、前の方に来ていただいて。ここまでお話を聞かせていただいた皆さんにどうぞ大きな拍手をお送り下さい。(会場拍手)ありがとうございました。


この後はオープニングを歌っているLiSAさんをお招きして、全世界初公開の初ライブをお届けします。盛り上がる準備はよろしいですか!?

会場全員:
イェー!!!

高橋:
素晴らしい。ではお呼びいたします、「Fate/Zero」オープニングテーマを歌うLiSAさんです、どうぞ!(会場拍手)

LiSA:
こんにちわー!すごーい!ありがとうございます。


高橋:
皆さん、これからいよいよ歌ってもらうわけですが、準備はよろしいですか!?

会場全員:
イェー!!!

高橋:
それではLiSAさん、よろしくお願いします。

LiSA:
改めましてLiSAです。今日初めてお会いさせて頂く方も多いと思います。オープニングテーマにさせていただいている「oath sign」を歌わせていただくのが初めてなので正直すごく緊張しているのですが……ふぅ(笑)このドキドキも、ワクワクする感情もひっくるめて最高に楽しみたいと思っているので、今日一日、最高に楽しみましょう!!!


会場全員:
イェー!!!

LiSA:
最高。聞いて下さい、「oath sign」。


Fate/Zero Opening Theme PV - LiSA "Oath Sigh" - YouTube


LiSA:
ありがとうございます!


高橋:
全世界で初めて聞かせて頂きました。マチ★アソビ、最高。少しお話をお聞きしたのですが、「Fate/Zero」のオープニングになったこの曲、どんな思いでどんな歌にしようとされたのですか?

LiSA:
作詞・作曲は渡辺翔さんに書いて頂いたですが、曲をいただいた時に原作と歌詞を照らし合わせました。

高橋:
LiSAさんが歌ってくれると決まったときに渡したのは「TYPE-MOONエース」と「月刊ニュータイプ」と「Fate/Zero material」です(笑)まずはこれで勉強しなさいと。


LiSA:
絵はすごいポップなのに、原作を読んでみると「あれ?」って。

高橋:
内容がハードですからね。

LiSA:
キャラクターが聖杯戦争を制するために強い意志を持っていますが、きっと不安もあると思います。「自分のやっていることは間違っているかもしれない、戦うことに意味があるのかな」と思う瞬間もきっとあると。それは、自分の目標に向かって進んでいく姿にすごく似ているなと思いました。そういったアニメからのメッセージと「oath sign」に関わったスタッフ全員からのメッセージの両方が伝えられる曲になったらいいと思います。

高橋:
ありがとうございます。何が正しくて何が間違っているとかではなく、それぞれの信念を貫くのが「Fate/Zero」という作品ですからね。ではLiSAさん、最後に一つだけ。もし聖杯を手に入れて何でもかなえられるとしたら、今何をかなえますか?

LiSA:
そのことについて私もすごく考えたんですけれど、永遠に食べられる権利とか。

高橋:
いいですね(笑)

LiSA:
ずっと寝ていてもいい仕事とか。いろいろなことを考えたんですけれど。私は傷つくことは何も無駄ではないと思っていて。失敗をするからこそ人の痛みや悲しみを感じられると思っています。だから悲しい事が無くなる世界はちょっと違うかなと。だから私は、1日でもいいから世界中のみんなが笑っていられる時間があったらいいなと思いました。その瞬間だけ世界中が笑っている時間が作れたらなって。私は聖杯を制したらそう願いたいです。


高橋:
ありがとうございます。こういったイベントもそうですし、「Fate/Zero」を見て頂いている時間を通して楽しんでいただけたらなと思っております。ということで、先ほどのお三方にもご登壇いただきますので、皆さん大きな拍手でお迎え下さい。(会場拍手)


高橋:
さて、今日は「Fate/Zero祭り」ということで初めて徳島に上陸させていただきましたが、皆さま、楽しんで頂けたでしょうか?(会場拍手)ありがとうございます。「Fate/Zero」はこれからもまだまだ続いていきます。階段の上の方までお客さんがいらして。おお、声が届いているんですね。本当にありがとうございます。多くの方にお越しいただきました。最後、皆さんから一言いただいてもよろしいですか?


LiSA:
初めてですごく緊張していましたが、最初から最後まで腕を上げてくださったり、笑顔で見守ってくださったりと、本当に暖かく迎えていただきました。一緒にすてきな時間が作れて、私自身すごく楽しかったです。ありがとうございました。


中田:
皆さんの熱い思いを感じられて、こうして徳島に来てマチ★アソビに参加させてもらって本当に良かったなと実感しています。これからもみんなで力を合わせて良いものをお届けできるように精いっぱいがんばりますのでよろしくお願いします。

高橋:
最後に「せーの」で名前を呼びましょうか。いきますよ、せーの!

会場全員:
ジョージー!!!!


中田:
イエー!

川澄:
今日はどうもありがとうございました。「Fate」という作品をみんなが愛してくれているんだなと、こういった場に来る度にすごく感じます。もちろんスタッフの方からも作品を良いものにしようという本気度を、作品を見る度に感じますので、それをどうやってお返ししようかとさらに考えるようになりました。これからまだまだアフレコもありますので、皆さんやスタッフの愛に負けないように自分もセイバーという大好きな役を全うしたいと改めて思いました。これからも「Fate」を応援し続けていただきたいと思います、今日は本当にありがとうございました!

高橋:
では参りましょう。下の名前でどうぞ。せーの!

会場全員:
アヤコー!!!!


川澄:
ありがとうございます!なんかドキドキしますね、下の名前だと。

小山:
さっきLiSAさんが歌っているときに後ろで聴いていたんですけれど、お若いのにとっても良いことをおっしゃったのでとても感動しました。俺なんかただヘラヘラしてるばっかりで(笑)アホなことばかり言ってどうもすみません。しかしね、ラジオで言った一言がこんなことになりまして。こんな素晴らしいキャストとスタッフが結集いたしました。ユーフォーテーブルの皆さん、アニプレックスの皆さん、そしてTYPE-MOONの皆さん、本当にありがとうございます。体を壊さないように、無理をしないで、休憩しながらがんばってやっていただきたいと思います。そしてキャスト陣も……僕なんかは1番下ぐらいの立場で。素晴らしいキャストがそろいました。本当にもう、虚淵ジャパンが結集したと思っております。真剣にこっちを見て下さっている目の集まりが大きな力となってジャパニメーション世界に押し上げているのだなと。世界が注目しています。ベラベラとしゃべりましたが、とにかくこれからも虚淵ジャパンをどうぞよろしくお願いいたします!


高橋:
では皆さん、今日1番でっかい声でいきましょう。せーの!

会場全員:
リーキヤー!!!!


小山:
ありがとうございます。

中田:
今バキッといったけど(笑)

高橋:
以上をもちまして「Fate/Zero祭り」を終了させていただきます。本日はまことにありがとうございました!

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