ガリガリ君以外の部分が上等な「ガリガリ君ソーダミルクプレミアム」を試食
史上初のカップタイプの「ガリガリ君」で、「ガリガリ君ソーダミルクプレミアム」が発売されたので、2005年に発売したものの、2006年で販売終了となった同社の「失敗作」こと吸うタイプの「シャリシャリ君」のリベンジとなっているのか確かめてみたところ、ある意味「ガリガリ君」からはやや遠ざかっているものの、なかなかのプレミアム感ある味わいとなっていました。
これが「ガリガリ君ソーダミルクプレミアム」(税込158円)。プレミアムと言うだけあって、通常のガリガリ君よりも割高な価格設定。
「ガリガリ君」の大きく開けた口の中にはクリームと氷がうずまいています。
ミルク部分とソーダ部に別れて原材料名が書かれています。
アレルギー物質は卵と乳製品。
中身はこんな感じ。外周を「ガリガリ君」らしいかき氷部分が取り囲んでいて、中央の広い面積を30種類以上のミルク、バニラアイスを試食・開発し、たどり着いた乳脂肪分14%以上のプレミアムミルクアイスが占めています。
カキ氷の部分は通常のガリガリ君より氷の比率が多く、蜜1に対して氷2となっていて、従来よりもガリガリした食感を強調。
「プレミアム」の名前に引っ張られたのか、購入したコンビニの店員さんはハーゲンダッツのスプーンをつけてくれました。
さっそくプレミアムなスプーンですくって食べてみます。まず口にして驚いたのは、ミルク部分の舌触りのなめらかさ。ふんわりと空気を含んだかのような柔らかさで、ミルクのほどよいコクが心地よいバランスです。開発段階で相当力を入れただけあって、価格以上の完成度になっています。
本来、ミルク部分は「ガリガリ君」の特徴であるカキ氷部分を引き立たせる立ち位置だったはずなのですが、氷の比率を多くしたことでソーダ味も薄まってしまい、立場が逆転してしまっているように感じました。「ガリガリ君」の派生商品としてはちょっと疑問符が残る物の、バニラアイスとしてはリーズナブルで上質な味わいなので、ガリガリ君ファンもそうでない人も一度試してみてもいいと思います。
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