体に金属製品をくっつけられる少年「マグネットボーイ」

体内に強力な磁力を持っているという、まるで漫画や映画のキャラクターのような能力を持った少年「マグネットボーイ」がブラジルにいます。

Brazil Magnet Boy: Paulo David Amorim Attracts Attention Because Metal Objects 'Stick To His Body' | World News | Sky News

ブラジルに住むPaulo David Amorimくん(11)は、肌にスプーンやハサミといった金属の物体を貼り付けることができるので、クラスメートから「マグネットボーイ」と呼ばれています。教室ではクラスメートからその能力を見せるようにとせがまれるそうですが、Pauloくんは「みんな、僕の体に金属のものを貼り付けたがるけれど、トリックだと思っているらしいんだ」と語っています。

これがPauloくんの能力。スプーンが胸のあたりにくっついています。

ちょっと重そうな鍋も……

この通りです。

一度に一つのものしかくっつかないわけではなく、このように同時にたくさんの金属をくっつけることもできるようです。

電気シェーバーからデジタルカメラ、爪切りにハサミと、金属製なら何でもありです。

父親によると、Pauloくんにナイフとフォークを持ってくるように頼んだ時、自分の息子が体内から磁力を発しているらしいということに気づいたそうです。

医者のDix-Sept Rosado SobrinhoさんはTV Globoの取材に対して、「30年間医者をやっていますが、これまでに見たことのない事例です」と語りました。そして「Pauloくんは特定の“接着性”を持っていることが確認されています。彼は体に複数のものを貼り付けられ、重いものであっても問題なくくっつくのです」と現象を解説しました。

なぜ彼がこのような能力を身につけているのかは不明ですが、特に健康上の問題点などはないとのこと。

なお、このブラジルの少年以外にも過去に何人か「磁力を持っていると称する人間」は存在しており、彼らの場合は「ベタベタとした極端なもち肌」の持ち主であるケースが多いです。