地デジ移行直前で液晶テレビの価格値上がり、まさに「今は買うな時期が悪い」
2011年7月24日の地デジ完全移行まであと1ヶ月を切りましたが、駆け込み需要を受けてか液晶テレビの販売価格が値上がりしていることが明らかになりました。
なんだか昨年エコポイント半減を受けて駆け込み需要が殺到した結果、液晶テレビが高騰し続けたことを思い出しますが、今回も同様の値動きを見せており、まさに「今は買うな時期が悪い」という状況に陥っています。
まずは大手価格情報サイト「価格.com」で2011年6月24日時点で売れ行き1位となっている「BRAVIA KDL-32CX400」の価格変動グラフ。一時はフルHDや録画機能、ネット対応の32インチモデルで3万円台という魅力的な価格でしたが、6月上旬から4万円を超え始めるなど、最安の頃よりも値上がりしているのが分かります。
価格.com - SONY BRAVIA KDL-32CX400 [32インチ] 価格変動履歴
続いて2位にランクインしている「REGZA 32A1S」の価格変動グラフ。やはり6月上旬から値上がりしはじめ、最安時と比較して値上がり幅は4000円以上に。3万円台の廉価モデルであるだけに、この値上げは地味に大きいことが分かります。
価格.com - 東芝 REGZA 32A1S(K) [32インチ ブラック] 価格変動履歴
3位の「BRAVIA KDL-40EX500」の価格変動グラフ。5月中旬に底値になったと思いきや、その後は値上がり。いずれのモデルにも言えることですが、時折ごくわずかな間だけ値下がりすることがあるため、どうしてもテレビを買う必要があるのであれば、「○○円以下まで値下がりすれば買う」という基準を定めた上で、価格の変動を見守るようにすればいいと思われます。
価格.com - SONY BRAVIA KDL-40EX500 [40インチ] 価格変動履歴
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