エコポイント半減を受けて大幅値上がりした液晶テレビ、さらに値上がり中

12月からエコポイントがほぼ半減することを受けた駆け込み需要を受けて、液晶テレビが大幅に値上がりしていることを先週お伝えしましたが、さらに値上がりが続いていることが明らかになりました。

詳細は以下から。
先週GIGAZINEでは大手価格情報サイト「価格.com」において、2010年11月5日時点で売り上げトップ3となっていた「LED REGZA 42Z1（42インチ、東芝製）」と「LED AQUOS LC-32SC1（32インチ、シャープ製）」、「REGZA 32A1（32インチ、東芝製）」の価格動向をチェックしてみましたが、はたして現在の販売価格はどうなっているのでしょうか。

まずは売れ行き1位（2010年11月13日時点でも1位）の「LED REGZA 42Z1」の価格変動履歴。エコポイント見直しが発表された10月8日ごろの販売価格は10万6000円程度で、11月5日には11万7700円まで値上がりしていましたが、11月13日12:50現在の販売価格は12万1152円。エコポイントの削減で12月から実質1万2000円値上がりするのを前に、1万5000円値上がりしています。

続いて2位（2010年11月13日時点では6位）の「LED AQUOS LC-32SC1」の価格変動履歴。エコポイント見直しが発表された10月8日ごろの販売価格は5万1000円程度で、11月5日には5万7980円まで値上がり。そして11月13日12:50現在の販売価格は6万1000円となっており、値上げ幅は1万円にまで拡大しています。なお、12月からエコポイントが6000点削減され、実質価格が6000円上がる予定。

そして3位（2010年11月13日時点では2位）の「REGZA 32A1」は価格変動履歴を見ると、10月7日ごろに4万2000円台だったのが、11月5日には4万7450円に値上がりし、11月13日12:50現在の販売価格は4万9800円。他と比べて値上げ幅が比較的少ないとはいえ、やはり値上がりが続いていることに変わりはありません。

ちなみに12月から行われるエコポイント削減前と削減後の対照表はこんな感じ。

需要の急増を受けて、安価で販売していたショップを中心に品不足が発生した結果、価格が高騰している可能性も考えられますが、このような事態を見ていると、もう今から慌ててテレビを購入しようと検討するのはあきらめて、エコポイントが半減して需要が急落すると思われる12月以降のことも見据えた上で、落ち着いて価格動向を見守るのが良いのではないかという気がしますね……。

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