オフィスで誕生日を祝う時の気まずさを解消する7つの手だて
by jetalone
会社によりけりだとは思いますが、社員の誕生日にケーキを買ってきてお祝いをする文化のあるところもあります。社内の親密さを確かめるいい機会ではあるのですが、一歩間違うと流れがちな気まずい空気を乗り切る手だてが7つ挙げられています。
社内での行事となると、祝う側も祝われる側もいろいろと気を遣ってしまいがちですが、なるべくいらない気を回さなくても済むようにあらかじめ手を打っておくことが大切なようです。
誕生日のお祝いをうまく乗り切るための7つのポイントは以下から。Seven Ways to Minimize Office Birthday Awkwardness - DivineCaroline
1:ハッピーバースデートゥーユー」を歌うのをやめる
by saeru
誕生日を祝う時には必ず「ハッピーバースデー」を歌わなくてはいけないような空気がありますが、誰も得をしていないことがほとんどです。自分の声が目立たないようにぼそぼそと歌う同僚たちを前に、誕生日を迎えた人はニコニコと愛想笑いをしていなくてはならない状況が容易に想像できます。
しんと静まりかえったオフィスに響く空々しい「ハッピーバースデー」はやめにして、主役がケーキのロウソクの火を吹き消し、それをみんなの拍手で祝福する、というだけでも十分なのではないでしょうか。
2:誕生日を迎えた人にケーキを切らせない
by Rev. Xanatos Satanicos Bombasticos (ClintJCL)
ケーキを切るときには注意を払っていてもサイズが大きくなってしまい、ブーイングが起こるというのはよくあること。誕生日を迎えた人はその日のスペシャルゲストのようなものなので、ゲスト自身が切り分けるというのはやめた方がよいでしょう。最初からケーキを切る担当をくじで決めておいたり、あるいは器用な人がいるのであれば任せてしまった方がよいかもしれません。
3:ケーキをめいめいに配らず、ほしい人が自由に持って行けるようにしておく
by Transparent Reality
ケーキを人数分に切り分けてから配る時、わざわざ席まで持っていくのは親切なようでいて実は逆効果な場合もあります。席に持ってこられると何となく断りづらく、食べたくない人は誰か他の人に食べてもらうためにケーキを持ってオフィス内をうろうろしなくてはならなくなるからです。
切り分けたケーキは皿に取り分けた状態で1か所に置いておき、「ほしい人は自由に取っていってください」と声をかけておく方が、配りに行く手間も省け、ほしい人だけが取りに行けばいいので余計なやりとりを減らすことができます。
4:面倒なレクリエーションではなく、ちょうどいい休憩時間だと思うようにする
よくよく考えると、学生時代に誕生会を開いたとしても、会場は教室ではなく誰かの家で、クラス全員の前ではなく仲のいい友人同士が集まってするものだったのではないでしょうか。
オフィスの中で誕生日をわざわざ祝う行為は、例えるなら学校のクラス全員の前で当番制で誕生日を祝うようなものなので、どこか強制的に連帯感を持たせるような雰囲気になって、それが得も言われぬ居心地の悪さを醸し出しているのだと思われます。
しかし、オフィスの暗黙のルールとして誕生日のお祝いが設定されている場合、なかなか避けようがないものですが、物のとらえ方によっては、誰かが誕生日を迎えるおかげで、余分に休憩時間を取ることができるとも考えられます。多めに休憩できてラッキー、くらいの気持ちでいるとストレスは減るかもしれません。
5:「今月誕生日を迎える人を祝う日」を設定する
小規模なオフィスでなら特に問題はありませんが、大規模なところでは、1人ひとりの誕生日を祝っていたら追いつかなくなってしまいます。月に1~2日、「今月誕生日を迎える人を祝う日」を設定すると、何度もお祝いをしなくてもいいのでだいぶ負担は減ります。
もしかしたら、誕生日のお祝いをものすごく大切に思っている人に、それぞれの誕生日当日にお祝いしなくては意味がないと反論される可能性もなきにしもあらずですが、事業の提案に比べれば何のリスクもないことなので、気軽に聞いてみるといいでしょう。
6:誕生日のお祝いを義務的なものにしない
by Lara604
誕生日のお祝いをされることが誰にとってもうれしいことではない、ということを念頭に置いておかないと、お祝い自体が強制的なイベントになってしまいます。
シャイな人にとっては、数分間であっても人前に立って注目を浴びるのは耐え難いこと。お祝いを辞退したい人が上司やチームのリーダーに申告しやすい状況を作っておくことが大切です。
ただ、バースデーはサプライズで祝うのがいいものだとする習慣もあるので、これを辞退するのは結構難易度の高い問題かもしれません。
7:かんしゃくを起こしてその場を凍りつかせない
by Fuschia Foot
誕生日のお祝いというものは、年を取るにつれてだんだん素直に喜べなくなるのが正直なところ。かといって、職場の人たちが手配したケーキをムダにしてしまうようなかんしゃくを起こしたりするべきではありません。
誕生日は誰もが迎えるもので、年を重ねたことを強調するためにやっているわけではありません。あまり重くとらえず、休憩がてらケーキが食べられるちょっとラッキーな日と思うくらいでいいのではないでしょうか。
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