ゲーム

Xbox360版「ファイナルファンタジーXIII(FF13)」、発売初週にもかかわらず販売本数は39位に


12月16日にスクウェア・エニックスのRPGタイトル「FINAL FANTASY XIII(FF13)」のXbox360版が「ULTIMATE HITS INTERNATIONAL」として国内向けに発売されましたが、発売初週であるにもかかわらず販売本数は39位にとどまる結果となったことが明らかになりました。

初週で150万本以上を売り上げ、ランキング1位となったPS3版と対称的な結果となっていますが、いったいどういった理由からなのでしょうか。

詳細は以下から。
週間ソフト&ハードセルスルーランキング(2010年12月13日~12月19日) | メディアクリエイト


ゲームビジネスを中心としてリサーチやコンサルティングなどを手がけるメディアクリエイトが行った2010年12月13日~12月19日のゲームソフトおよびゲーム機の販売台数調査によると、12月16日に発売されたXbox360版「FINAL FANTASY XIII」が39位にランクインしたそうです。

トップ20。1位は出荷本数が300万本を突破した、発売3週目の「モンスターハンターポータブル 3rd」です。なお、20位は2008年4月に発売された「マリオカートWii」で2万2579本という結果に。


30~39位。39位にXbox360版「FINAL FANTASY XIII」がランクインしています。正確な販売本数は不明ですが、メディアクリエイトは35位のXbox360版「ガンダム無双3」の販売本数が1.2万本であるとしているため、少なくとも1.2万本以下であると考えられます。


ちなみにこのような結果となった理由ですが、同作のPS3版がリリースされた時点でシナリオが「一本道」であることが広く知れ渡ったことはもちろん、Xbox360版は声がすべて英語である上に、さらに主題歌も菅原紗由理の「君がいるから」ではなく、Leona Lewisが歌う海外版FF13の主題歌「My Hands」となるなど、PS3版とは程遠い仕様となったことなどが挙げられます。

バトル全体のバランスを見直した「イージーモード」の搭載やビジュアルアート集、未公開イベントシーン集、アフターストーリー「FANAL FANTASY XIII -Episode i-」などの豪華な特典が付属する上に、価格も4980円(PS3版は9240円)と安価であるにもかかわらず、上記のような理由で「誰が得をするのかよく分からない」状況となり、ほとんど売れない結果となってしまったのは、非常に残念なことであると思われます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
FFなどの最新情報発表イベント「SQUARE ENIX 1st Production Department Premiere」開催決定、1万人に配信も - GIGAZINE

「FF14」のコレクターズエディション、発売2ヶ月で通常版よりも安価な処分価格に - GIGAZINE

スクウェア・エニックス、ゲームのプロデューサーを募集開始 - GIGAZINE

スクウェア・エニックス、「FINAL FANTASY Versus(ヴェルサス) XIII」のプランナーを募集開始 - GIGAZINE

in ゲーム, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.