「トロン」の世界に迷い込んだようなアイスホテルのスイートルーム

映画「トロン：レガシー」が12月17日から全世界同時公開となります。「トロン」といえば、1982年に制作されたものは世界で初めて全面的にCGを取り入れた作品であり、興行的には厳しいものがありましたが、「トイ・ストーリー」のジョン・ラセター監督をはじめ、多くの人にCGの可能性を感じさせた作品でもありました。

デザイナーのベン・ルソーさんとイアン・ダグラスさんも、そんな「トロン」ファンの一人だそうで、このたび「トロン：レガシー」の公開を祝してスウェーデンのアイスホテル(Icehotel)にトロン風のデザインをしたスイートルームを作りました。

ELワイヤーによって光の筋が氷を真っ直ぐに貫き、明るくぼんやりと浮かび上がっている様はとても現実離れした光景です。

詳細は以下から。
Electrified TRON Ice Hotel Suite Opens in Sweden | Inhabitat - Green Design Will Save the World

アイスホテルはスウェーデンのJukkasjärvi(ユッカスヤルビ)村に冬季限定でオープンする名物ホテル。鉄筋コンクリートならぬ、鉄筋をベースに氷と雪で作られた建物です。トロンっぽいスイートルームは、いろいろなデザイナーが内装を手がける「アートスイート」の中の一つ。

これがエントランス。

トロン・スイートルームへ向かいます。

これがトロン・スイート。

思った以上にしっかりトロンっぽい……というと失礼かも。ちなみに、中央に座っている二人がデザイナーのベン・ルソーさんとイアン・ダグラスさん。

二人は相当なトロンファンとあって、自分たちで作ったこの部屋にちゃんと一晩泊まったそうです。

4月ごろには暖かくなってしまうため営業が終了するというアイスホテル。トロン・スイートが楽しめるのは今冬だけのようです。