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名店「銀座久兵衛」の絶品の寿司でこだわりの本格芋焼酎「萬升」を飲む


北大路魯山人や志賀直哉など、食通と呼ばれた多くの文化人や、吉田茂をはじめ歴代の首相などもとりこにしてきたという、1935年創業の寿司の老舗「銀座久兵衛」。その名店中の名店で、ヒップホップアーティスト「THE ROYAL CROWN(ザ・ロイヤル・クラウン)」が「本格芋焼酎 萬升」黒麹・黄麹の飲み比べをしつつ結成10周年を祝うというので、最高のお寿司と相性抜群の芋焼酎を前によだれをこらえながら腹ぺこ編集部員が撮影してきました。

「銀座久兵衛」といえば名前は聞いたことがあってもなかなか足を踏み入れる機会のないあこがれのお店、という人も多いかもしれませんが、初めて訪れる客でも緊張するということはなくくつろいだ雰囲気でゆっくりとおいしいものを味わうことのできるお店で、「選ぶのはお客さんであって、店が客を選ぶのではない」という二代目主人・今田洋輔氏の言葉を体現した店舗とサービスになっています。

詳細は以下から。長寿の里 【あっとよか】|本格芋焼酎 萬升

今回訪れたのは銀座8丁目にある本店です。


場所はここ。

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メニューはこんな感じ。


高級な寿司屋だと値段がすべて「時価」としか書いていない、といったイメージがあるかもしれませんが、明朗会計なので安心です。


今回使用したのは4階の個室テーブル席。エレベーターを降りると北大路魯山人の作品を展示したミニギャラリーがあります。


支度を待つ際など、このギャラリーの作品がカンバセーション・ピースとなり、商談などにも重宝するお店かもしれません。


個室はこんな感じ。


4階はテーブル席10席で、貸し切りも可能。ほかにも3階に2室24名用の和室の宴席や、5階にはカウンター席9室の個室もあるそうです。


テーブルには長寿の里「本格芋焼酎 萬升」の黒麹仕込(左)と黄麹仕込(右)。1899年(明治32年)創業の南薩摩の老舗蔵元「萬世酒造」が手がけ、霧島の火山岩深層水を使った、銀座久兵衛の寿司を相手にとって不足なしのこだわり仕上げの焼酎です。


今回飲み比べを行うのは、今年で結成10年目、広島を拠点に活動するヒップホップアクト「THE ROYAL CROWN(ザ・ロイヤル・クラウン)」のSyngenさん(左)とCKさん(右)。


寿司屋で焼酎という組合せはよくあるというお二人。「黒麹と黄麹の違いって何?」といった焼酎談義の結果、今日は「黒麹仕込」と「黄麹仕込」それぞれを1杯目はロック、2杯目は水割りで飲むことに決まったようです。


そうこうするうちにお寿司が出されました。


銀座久兵衛は軍艦巻き発祥の店。先代の今田壽治氏が1941年に考案したそうです。今回の「おまかせ」(1万円)は1貫ずつではなく皿に並べて出してもらったのですが、粒がしっかりと残った新鮮な甘いウニの軍艦巻きは、ウニは冷たくシャリはほの温かく、海苔がピンと張った状態のうちに食べて欲しいと、この日も一番最後に板前さんがテーブルで皿に載せてくれました。


仲居さんがしょうゆを差してくれます。


一皿目に出されたのは大トロ・ヒラメ・中トロ・シマアジ・イカ・赤貝・おどり(車エビ)・ウニ・カツオ・コハダの10貫。おまかせの握りは日によってネタが変わるそうですが、苦手なものがないかなども聞いてくれます。


思わず背筋が伸びるような美しい寿司を前に、気合い十分の二人。


肴が出たところで焼酎のロックを用意。


CKさんがSyngenさんに「萬升 黄麹仕込」を注ぎ……


SyngenさんがCKさんに「黒麹仕込」を注ぎます。


先代のころから漬け方をまったく変えていないというガリも出たところで、いざ実食です。


何はともあれ、まずは「海苔がパリッとしているうちに食べて欲しい」というウニの軍艦巻きから。


笑ってしまうほどうまいそうです。


ウニの余韻が残るうちに芋焼酎で、10周年に乾杯!


ふわっと甘い香りの「黄麹仕込」は、「いかにも芋焼酎!」という、南薩摩のさつま芋「黄金千貫」の味が生きた個性的な味わい。古来から清酒用やしょうゆの製造に用いられてきた歴史を持つ黄麹は、扱いが難しく手間がかかることから近年では敬遠されな傾向にありますが、黄麹だからこそ引き出せる香り高さがあるそうです。


「黒麹仕込」は「コクがあってまろやか」で、黄麹と比べると癖が少なくサラリと飲める、いわゆる「飲みやすい」焼酎とのことです。


「黒麹VS黄麹」、と言われてもピンと来ないかもしれませんが、元は沖縄で泡盛の醸造に用いられてきた黒麹が鹿児島で焼酎に用いられるようになったのは、 1910年ごろに「近代焼酎の父」と呼ばれる河内源一郎が泡盛の黒麹を元に「河内黒麹菌」を培養し、鹿児島の焼酎業者を技術指導して以来のこと。

それまでは鹿児島の焼酎は伝統的な黄麹を用いていたのですが、黄麹で仕込んだもろみは腐りやすいのに対し、黒麹はクエン酸の生産力が強く発酵途中での雑菌の繁殖を防ぐ効果があるため、気候が温暖な鹿児島では、焼酎の生産効率を劇的にあげることにつながりました。

しかし、黒麹は温度管理が難しく黒色色素が作業場を汚すという難点もあったため、1923年にやはり河内源一郎が白麹(黒麹菌の白色固体を分離したもの)を発見すると、黒麹も徐々に使われなくなり、1970年代にはほとんどの焼酎に白麹が使われるようになったとのこと。最近になってまた黒麹や黄麹が焼酎作りに使われるようになったのは、温度管理などの技術向上のおかげだと言います。


どちらも醸造技術の向上により実現したリバイバルともいえるその黒麹と黄麹を飲み比べるのもまたオツなものです。「ロックなら黒麹かな」と、意見が一致。二人ともまろやかで飲みやすい「黒麹仕込」が好みのようです。


談笑しつつ、焼酎もお寿司もどんどん進みます。


「まぐろハンパネエ」といったいかにもヒップホップアーティストらしいイメージ通りのサービス発言も。


車エビもプリップリで、身は透き通っています。


瀬戸内の出身で小さいころから海の幸には舌が肥えているというSyngenさんも、江戸前のうまさには感心し、「かみさんにも食べさせてやりたい」というステキ発言も飛び出していました。


二人ともあっという間に一皿目を完食。


10貫を食べ終えてみて、やはりロックならお寿司と合うのは「黒麹仕込」ということにまとまったようです。


次は水割りでの飲み比べ。氷とグラス、水を用意して次の料理を待ちます。


Syngenさんは少し酔いがまわってきたのか、「良いしょうゆ差し使ってるなあ」と、しょうゆ差しをめでる様子も見受けられました。


巻き寿司が出たところで水割りをつくります。ちなみに冷たい水と温かいお湯では比重が変わるため、注ぐ順番は水割りの時は焼酎が先、お湯割りはお湯を先に注ぎます。


今回は「萬升」に使われているのと同じ霧島の火山岩深層水(中硬水)で割ってみました。


マドラーで混ぜ混ぜ。


二皿目のお寿司は穴子・海苔巻き(ネギトロ・カッパ)・たまご。たまごの横には厚切りのたくあんが載っています。


この日のお椀は帆立真丈(ほたてしんじょう)でした。


改めて、水割りで乾杯。


「黄麹仕込」の水割りに「水割りだと全然違う、飲みやすい」と感心するSyngenさん。水割りだと黄麹仕込の香り高さ、力強さが生きるようです。ロックでは圧倒的に黒麹派だったCKさんも、水割りでは黄麹に軍配を上げていました。


「水割りだとどんどん飲めちゃう、やばい」とのこと。お寿司でクッションを入れます。


「いままでの人生で食べた卵の中で1番うまい!」とSyngenさんの感動の声を受けて……


CKさんもたまごに挑戦。「このシャリの挟みかたがまた上品だね」と姿の美しさにも感心していました。


カッパ巻きはかなりワサビが効いていたそうですが、このワサビもまたおろしたてで香り高く、焼酎が進みます。


帆立真丈も上品な味で、「これで1万円ならまた来たい」と二人とも大満足の様子でした。


黒麹仕込・黄麹仕込とも、水割りだとさらに食が進み、2杯目以降を水割りという選択は大正解だったようです。完食したころには二人ともほろ酔い加減だったようですが、結論は「黒麹はロック、黄麹は水割りがおすすめ」という点でやはり意見は一致していました。


南薩摩・萬世酒造の「本格芋焼酎 萬升」は、1升瓶(1800ml)が黒麹・黄麹それぞれ2300円、4合(720ml)がそれぞれ1250円で、販売元「長寿の里」のサイトでオンライン限定販売されています。黒麹・黄麹の飲み比べには720mlボトル2本セットで2200円(送料無料)の「初回お試しセット」が手ごろかもしれません。

長寿の里 【あっとよか】|本格芋焼酎 萬升

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in ,   広告, Posted by darkhorse_log

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