2010年10月02日 13時00分動画

AC/DC×ゴーストバスターズ、2つの名曲が見事に融合したかっこよすぎるマッシュアップ「Thunder Busters」

AC/DCの1990年のヒット曲「Thunderstruck」と、映画音楽史に残る名曲「ゴーストバスターズ」をマッシュアップし、新たな名曲「Thunder Busters」を誕生させてしまっている動画を紹介します。

予想外の組合せと思う人もいるかもしれませんが、絶妙なさじ加減で2つの名曲が見事に融合し、AC/DCファンもゴーストバスターズファンも納得の完成度となっています。

再生は以下から。YouTube - Thunder Busters (AC/DC vs Ghostbusters Mashup) by Wax Audio

不気味なようなわくわくするするような「ゴーストバスターズ」のあのイントロが流れるなか幽霊屋敷のドアを開けると……

そこはなんとAC/DCのライブ会場。特徴的なギターリフに載せて「オアオアーアオアーアオ……」というあのコーラスが始まります。

1990年のアルバム「レイザーズ・エッジ」の1曲目に収録されている「Thunderstruck」は、アルバムの始まりにふさわしい高揚感のある曲。

しかしゴーストバスターズの面々とレイ・パーカー・ジュニアも負けていません。

ベースラインは「ゴーストバスターズ」、ギターリフとメインボーカルはAC/DC、そこへ「Thunder！」というコーラスの代わりに子どもたちの声による「Ghostbusters！」というあのコーラスが入ったり、要所要所でレイ・パーカー・ジュニアが入り、そこへまた「オアオアーアオアーアオ……」というあのコーラスが入るという実に絶妙なさじ加減のマッシュアップはWax Audioによるもの。

スライムも友情出演。音楽はもとより、AC/DCの「Thunderstruck」とレイ・パーカー・ジュニアの「Ghostbusters」のそれぞれのビデオクリップをマッシュアップした映像も、かなりかっこよく見応えのあるものとなっています。

Wax Audioはオーストラリア・シドニー出身のマッシュアップ職人Tom Compagnoni氏のプロジェクトで、この「Thunder Busters」のほかにもレッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love」とブラック・サバスの「War Pigs」をマッシュアップした「Whole Lotta Sabbath」などもYouTubeのWax Audioのチャンネルで公開されています。

ちなみにオリジナルのレイ・パーカー・ジュニアによる1984年の「Ghostbusters」のビデオクリップには、映画のキャストの面々が出演するほか、当時「大草原の小さな家」で人気を博していた女優のメリッサ・ギルバートやグラミー賞歌手のカーリー・サイモンなど豪華な顔ぶれがカメオ出演し、「Ghostbusters！」というコーラス部分をリップシンクしています。

YouTube - Ghostbusters - Ray Parker Jr. (HQ Audio)

AC/DCの「Thunderstruck」のオリジナルのビデオクリップは以下から。印象的なメインリフをアンガス・ヤングが片手のタッピング奏法で演奏する姿は、このビデオクリップでしか見られないそうです。

YouTube - AC/DC - Thunderstruck [HQ]

AC/DCを聴いたことがなくても「I was caught in the middle of a railroad track」という歌い出しは「どこかで聴いたことがある……」と感じた人は多いかもしれませんが、それはローリング・ストーンズの「Jumpin' Jack Flash」（「I was born in a crossfire hurricane」という歌い出しの部分）と似ているからかもしれません。この2曲をマッシュアップしてみた人もいる模様。

YouTube - G3RSt - Thunder Jack Flash (AC/DC versus The Rolling Stones)