Androidスマートフォンの普及が急加速、わずか3ヶ月でペースが2倍に

高性能なモデルが続々と登場しつつあることもあって、好調に普及し始めている感のあるGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォンですが、普及ペースが思った以上に加速していることが明らかになりました。

わずか3ヶ月でペースは2倍にまで跳ね上がるなど、驚異的な伸びを見せています。

詳細は以下から。
200,000 Android devices sold each day | TechShares

この記事によると、GoogleのCEO（最高経営責任者）のEric Schmidt氏が現地時間の8月4日にアメリカで行われたカンファレンスで、Androidスマートフォンが1日当たり20万台のペースで普及していることを明かしたそうです。

無償OSであるため、GoogleはAndroidスマートフォン本体が売れたこと自体からは利益を得ることができませんが、Androidに組み込まれたGoogle検索やYouTube、Google Mapsなどの同社が提供するサービスを利用することで利益を得られるほか、対抗陣営となるAppleの「iPhone」ユーザーもGoogleのサービスを利用してくれているため、利益に貢献していることを明かしています。

Androidスマートフォンの1日あたりの普及ペースを表にするとこんな感じ。2010年5月12日には1日あたり10万台だったのが、わずか3ヶ月で1日あたり20万台に。なお、6ヶ月前の2010年2月には6万台であったため、普及のペースは飛躍的に伸びていることになります。

Google Activating 200,000 Devices Every Single Day, Says Eric Schmidt | TechSliver

日本でも秋冬商戦に向けて複数のAndroidスマートフォンが登場することになっていますが、国内でもAndroidスマートフォン旋風が吹き荒れるようになるのでしょうか。携帯電話会社が本腰を入れて取り組み始めているだけに、非常に楽しみです。