個別指導でカナヅチ克服率100%、カワウソのお母さんの水泳教室
ラッコやカワウソというと水の中をスイスイ自由に泳ぎ回っているイメージが強いかもしれませんが、生まれたときから泳ぎの達人というわけではなく、赤ちゃんの時にお母さんにつきっきりの特別指導を受けて初めて泳げるようになります。
水を怖がる赤ちゃんをお母さんが引きずり込んでスパルタ指導する姿もほほえましい、カナダカワウソの水泳レッスンを撮影した動画を紹介します。
詳細は以下から。YouTube - Otter Pups Swim Lesson
この動画はオハイオ州パウウェルのColumbus Zoo and Aquariumでカナダカワウソの「オードリー」が子どもに水泳を教える様子を撮影したものです。
カワウソは生まれつき泳げるわけではなく、陸上と同じように水中でも自在に動けるように子どもに泳ぎを教えるのはお母さんの仕事です。
生後30日ほどから水泳レッスンは始まります。
必死で陸に上がろうとする赤ちゃん。熱心な生徒とは言えないようです。
お母さんは赤ちゃんを一匹ずつ、つきっきりの個別指導で教えます。
まずは水に浮くことから。お母さんのおなかの上でこわごわと浮いている姿は、人間の水泳教室にも通じるものがあります。
水に浮けるようになったら、足を動かし泳ぐ練習です。
水面での泳ぎに自信がついたら、次は潜水の練習です。浮き上がってこないようにお母さんはおなかで赤ちゃんを押さえています。
陸に上がって体を乾かし、暖を取る方法も教えます。
お母さんに身を寄せ震える赤ちゃん。毛皮があってもプール上がりが寒いのは人間と変わらないようです。
泳ぎ疲れると眠くなるのも人間と同じのようで、レッスンの後は赤ちゃんはお母さんに抱えられ巣穴にもどり、お昼寝タイムです。
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