Acer、iPad対抗タブレットやハイエンドスマートフォン「Stream」を発表

Acerが中国の北京で行った発表会において、電子ブックリーダー「LumiRead」やハイエンドスマートフォン「Stream」に加えて、タブレット端末を発表しました。

ビジネスモデルの違いからiPadに対抗する端末をリリースしないことを明言していたAcerですが、方針を転換することになったようです。

詳細は以下から。
Acer announces new e-book reader and touchscreen devices

Acer introduces a 7-inch tablet PC

Acer CEO shows off 7-inch Android tablet : Shufflegazine

これらの報道によると、Acerの最高経営責任者（CEO）のGianfranco Lanci氏が中国の北京で行われた発表会において、電子ブックリーダー「LumiRead」を発表したそうです。

Gianfranco Lanci氏

これが電子ブックリーダー「LumiRead」です。6インチの白黒ディスプレイと2GBメモリ、MicroSDカードスロット、QWERTYキーボード、3G通信機能および無線LANを備えたモデルで、あらゆる電子書籍のレイアウトを読みやすく自動調整してくれる機能を搭載。2010年第3四半期に発売予定。

また、発表会ではアクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイを搭載し、720pの動画再生やドルビーモバイルに対応した、HDMIポートでテレビとの接続も可能なハイエンドスマートフォン「Stream」も発表されています。

そして最後に発表されたのがこの謎のタブレットパソコン。7インチのタッチパネルやクアルコムのプロセッサを備えており、OSにGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用。2010年第4四半期に発売される見込み。

ASUSの「EeePad」や東芝が開発中のタブレット端末などと合わせて、非常に気になる内容となっていますが、はたしてどのようなモデルとなるのでしょうか。