5月1日公開の映画「劇場版“文学少女”」、キャラクターカットや場面カットを先行紹介
5月1日から公開されるアニメ映画「劇場版“文学少女”」は、野村美月の原作第5巻「“文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)」をベースに、平穏を望む男子高校生・井上心葉の視点で、本当に本を食べてしまうほど文学を愛している“文学少女”・天野遠子やツンデレ図書委員の琴吹ななせ、心葉の昔の想い人である朝倉美羽といった少年少女たちを描いています。
アニメーション制作を担当しているのは「東のエデン」「攻殻機動隊」などを制作したProduction I.Gで、シリーズ累計160万部という人気シリーズをいかに映像化したのかが注目されるところ。
今回映画公開に先駆けて、キャラクターの設定画などのほか、未公開の場面カットが届いたので、各キャラクターの魅力が垣間見えるシーンを先行紹介します。
詳細は以下から。
劇場版"文学少女"
http://www.bungakushoujo.jp/
メインで登場するキャラクターは9名。
■天野遠子(あまの とおこ) CV:花澤香菜
文学を愛するあまり物語の書かれた紙を食べてしまうほどの、自称“文学少女”。文芸部の部長でもあり、自分の秘密を目撃した心葉を部に引っ張り込み、「おやつ」ということで三題噺を書かせている。
■井上心葉(いのうえ このは) CV:入野自由
過去にトラウマを持ち、日々の平穏を望む主人公。謎の覆面作家として売り出され、ベストセラーとなった経歴もあるが、現在はそれを隠して文芸部で遠子の「おやつ」を書く毎日を送っている。
■朝倉美羽(あさくら みう) CV:平野綾
心葉の幼なじみ。中学時代はいつも一緒にいて、かつて心葉が想いを寄せていた少女。ある事件をきっかけに心葉とは疎遠になっていたが……。
■琴吹ななせ(ことぶき ななせ) CV:水樹奈々
美人で同級生にも人気がある心葉のクラスメイト。心葉に恋心を抱いているが、不器用な性格のため、うまく話すことができずにいる。
■芥川一詩(あくたがわ かずし) CV:小野大輔
心葉のクラスメイトで親友。成績優秀で眉目秀麗、寡黙だが穏やかな性格で、過去の出来事から、周囲の人間に対して誠実であろうと努めている。
■姫倉麻貴(ひめくら まき) CV:伊藤静
学園理事長の孫娘で、絵を描くことが趣味。理事長の孫という理由で多くのOBを持つオーケストラ部に入部させられたが、そのコネを利用して遠子のための情報を集めたり便宜を図り、見返りに絵のヌードモデルになれと遠子に迫っている。
■竹田千愛(たけだ ちあ) CV:豊崎愛生
心葉と同じ学校の一年生。周囲に子犬のような振る舞いを見せる小柄な少女だが、ちょっとダークな発言をすることも。
■櫻井流人(さくらい りゅうと) CV:宮野真守
遠子の居候先の息子で、弟分。「自分は精神的マゾ」と語り、恋愛がらみの修羅場も大好物。
■森ちゃん(もりちゃん) CV:下田麻美
心葉とななせのクラスメイトで、ななせの親友。元気で明るく親切な少女だが、早とちりで少々お節介焼きな面もある。
本編の先行場面カットはこんな感じ。優しい表情を見せる心葉。
コレは遠子と心葉の出会いでしょうか
こちらは険しい表情の美羽
美羽と対峙する心葉
ななせのこの表情は…?
驚いた様子の芥川
それぞれの想いがぶつかり合う
車いすの美羽。
肩を濡らした美羽に差し伸べられる手
優しくほほえむ遠子
また、公開済みの予告編では以下のようなカットが見られます。
YouTube - 劇場版文学少女 予告編
チケットは通常版のほか、ebtenにてプレミアムチケットを発売中。竹岡美穂、高坂りと、日吉丸晃、松本圭太による描き下ろしイラストが4枚1組になっており、価格は9450円(税込)。
劇場窓口でも、“文学少女”創像画集(ラフスケッチ)が特典として付けられた前売券が1500円(税込)で発売されており、3月27日からは特典第2弾として原作の「“文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)」カバーイラストA3ポスター付きのものが発売されています(1500円)。
一新された第2弾のチケットイラストはこんな感じ。
なお、劇場版は心葉を主人公とした物語となりますが、彼を取り巻く3人のヒロインである天野遠子、朝倉美羽、琴吹ななせをとりあげた全3巻の「“文学少女”メモワール」シリーズがDVDで発売予定。劇場版に至るまでの各ヒロインの想いが描かれるそうです。各巻とも定価6090円(税込)。
YouTube - 文学少女メモワールI・II・III PV映像
「“文学少女”メモワールⅠ-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-」(「天野遠子」編)
発売日:6月25日(金)発売
「“文学少女”メモワールⅡ-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-」(「朝倉美羽」編)
発売日:10月29日(金)発売
「“文学少女”メモワールⅢ-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-」(「琴吹ななせ」編)
発売日:12月24日(金)発売
美羽編では以下のようなポニーテールの美羽の姿を見ることができます。
© 2010 Mizuki Nomura/PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC./“文学少女”製作委員会
・関連記事
青春ミステリー小説「文学少女」シリーズが劇場アニメ化、主役の二人に花澤香菜と入野自由 - GIGAZINE
京極夏彦のSF小説「ルー=ガルー」が劇場アニメ化 - GIGAZINE
とにかくお人好しな600億$の賞金首・ヴァッシュの活躍を描くガンアクション「トライガン」、2010年春公開の映画公式サイトがオープン - GIGAZINE
・関連コンテンツ