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ソフトバンクモバイルが2Gサービスの停波を受けて初の純減、首位はNTTドコモに


進学や就職など、人生の転機を迎えるシーズンであることから、毎年3月には携帯電話の契約者が一気に増加していますが、ソフトバンクモバイルが同社が発足して初めて新規契約者数が解約者数を下回る「純減」に陥ったことが明らかになりました。

これは第2世代携帯電話(2G)サービスの停波を受けたもので、純増数のトップはNTTドコモとなっています。

詳細は以下から。
事業者別契約数(2010年03月末現在)|社団法人 電気通信事業者協会(TCA)


社団法人 電気通信事業者協会(TCA)がまとめた2010年3月末現在の携帯電話およびPHS、IP接続サービスなどの事業者別契約数によると、ソフトバンクモバイルの2010年3月末時点での契約者数は前月比マイナス12万1400件の純減となったそうです。

これは3月末に同社が第2世代携帯電話(2G)サービスを停止したことによって自動発生した解約を受けたもので、第3世代携帯電話(3G)サービスの純増数が42万2300件であったのに対して、2Gサービスの純減数は54万3000件にのぼったとのこと。

システム別の内訳。停波によってソフトバンクモバイルの2Gサービス契約者数は0になっています。


なお、純増数のトップはNTTドコモの38万9600件で、2位がKDDI(au)の30万5200件、3位はイー・モバイルの9万4300件で、4位はウィルコムのマイナス5万8800件。4半期ごとに契約者数を発表しているUQコミュニケーションズは前四半期と比較して8万6700件増加しています。

停波によってこれだけ解約者が発生するということは、周波数の再編にともない、900万ユーザーが2年以内に機種変更する必要があるauがどれだけ機種変更を促すことができるのかが気になるところですね。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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