公衆トイレで2年間も生活している17歳の少女
最近ではキレイな公衆トイレなども登場して昔よりも衛生面は改善されているとはいえ、大勢の人が利用するトイレということで、それほど清潔であるイメージはありませんが、そんな公衆トイレで2年間も生活している少女がいるそうです。
この少女は過去に人にだまされた経験をして以来、引きこもりがちの生活を送っていたため、公衆トイレでの生活はそれほど苦には感じていないようです。
詳細は以下より。
少女西安公廁内住2年 “廁居”拷問現代意識_大网
“廁居”拷問公現代意識(圖)_華商网
これらの記事によると、中国・陝西省の西安にある公衆トイレで2年間も生活している17歳の少女がいるそうです。少女の名前は「杜肖」、杜肖はもともと同省の乾県という所で家族(両親と弟)と一緒に生活をしていたのですが、2007年に中学を卒業した後、両親に連れられて西安の公衆トイレで生活することになったとのこと。
これが杜肖が生活している公衆トイレ。
この公衆トイレは杜肖の両親が陝西省から管理を請け負っているところで、1回あたり5角(0.5元・約7円)、近隣住民には月額8元(約66円)の使用料金で生計をたてているそうです。杜肖はこの有料公衆トイレの管理人として居続けており、男性トイレと女性トイレの境目にあるスペースで生活しているとのこと。生活スペースには17インチのテレビ・小さな戸棚・ベッドがあり、大好きな韓国ドラマを見ながら1日のほとんどをこの空間で過ごしているそうです。
ここが杜肖の生活スペース。すきま風がひどく非常に寒そうに見えますが、赤外線ヒーターと電気毛布にくるまっているため、それほど寒くはないそうです。小さな戸棚には本屋を営んでいる親せきからもらった本が入っているとのこと。
彼女のファンになって頻繁に利用してくれる人たちもいれば、小銭を持っているにもかかわらず、嫌がらせとして何度も100元(約1300円)札で支払ってくる人もいたそうです。しかし、仕返しとしてお釣りに199枚の5角銭を渡すと嫌がらせはなくなったとのこと。
杜肖は旧正月を祝うために一時的に実家へ帰ることになっているそうです。
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