マグニチュード7.0の大地震に襲われたハイチ、生と死の様子を伝える写真いろいろ
現地時間1月12日16時53分、ハイチの首都ポルトープランスの南西16kmを震源とした地震が起こりました。震源の深さは10km、マグニチュードは7.0と推定されています。国際赤十字赤新月社連盟によると被災者はハイチの全人口の30%にあたる300万人にも及ぶそうで、死者数はまだ把握できない状態だそうです。
この地域では、長年大規模な地震が起きておらず、建造物が耐震構造になっていなかったことも被害拡大の要因とも言われています。
そんなハイチの現状を知らせる写真が次々と届いています。中には、テレビや新聞で放送されるときには衝撃的すぎてカットされてしまうものも多々ありますが、地震の真実とはこういうものだということを知らせるためにカットせずにお届けします。
※記事には遺体の写真なども含まれています。
画像は以下より。
もともとスラム街だったところ。どこからどこまでが一区画だったのか、もはや判別できない状態。瓦礫の上にさらに瓦礫が折り重なっています。
斜面に向けて建てられた家々。日当たりがよく、暮らしやすいところだったのではないかと思いますが、見る影もありません。
向こう側が見えないぐらいの砂煙。どれぐらいの建物が倒壊したのでしょうか。
元々が何階建てだったのかわからないマンション。
完全に倒壊してしまい、車ごと下敷きになった家もチラホラ。
地震による倒壊だけでなく、火災も起きていたようです。
ハイチの中で最も立派だった建物と言われる大統領宮殿も地震に耐えきれず倒壊。プレバル大統領は自宅も失いましたが「寝る場所は問題ではない。人々をどう救い出すか、それが問題だ」と語って陣頭指揮に立っているようです。
倒壊した家の前で座り込む少年。この家は少年の家だったのでしょうか。
モンタナ・ホテルのガレキの中に生存者がいるのを発見し救出しようとしているところ。
住むところを失い、行くあてがなくなった人たちの避難所。
停電中のため夜は真っ暗。人々は路上で夜を過ごすことに。
さまざまな国から救援部隊が出動。これはベネズエラの救援部隊。
イギリスの救援部隊。
台湾の救援部隊。
ロサンゼルスの消防隊も参加。
無事に救出される人もいれば……
助けが届かず、亡くなった人も多数。※クリックするとモザイクが外れますが、閲覧には注意が必要。
被災者の遺体を車のトランクに詰められるというシーンも……。※閲覧注意
路上に並べられた遺体のなかを歩く男性。自分の家族がいないか確認しに来ているのかもしれません。※閲覧注意
心身共に疲労困憊という感じの被災者。医療体制はまだまだ万全とは言えないようです。※閲覧注意
以下からほかの写真を見ることができます。
Earthquake in Haiti - The Big Picture - Boston.com
Haiti 48 hours later - The Big Picture - Boston.com
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