12月12日公開のワンピース映画第10弾「STRONG WORLD」の初日チケットが木曜日に完売
原作者・尾田栄一郎が製作総指揮・脚本を担当したことでも話題になっている「ワンピース」の映画第10弾「STRONG WORLD」。12月4日の朝日新聞朝刊に9ページにわたる広告を出したり、メンズノンノ1月号の表紙や巻頭特集になったりと、あちこちへ露出していますが、その先売券(当日券の事前購入)が12月10日(木)から発売開始となりました。
普通の映画だと先売りの段階では中央付近の席が埋まる程度で、人気映画でも朝から昼にかけての上映分が売り切れるぐらいで済むのですが、なんと「ONE PIECE Film STRONG WORLD」は初日(12月12日)分と翌日(12月13日)分が完売するという、とてつもない状態になっています。
詳細は以下から。
なんばパークスシネマへ向かうエレベーターの入口に張り出された「12月12日上映分完売」のお知らせ。
シネマ受付。当日の映画を観る人は優先的にチケットを購入できるよう列を分けていました。ここに見えている行列はすべて翌日以降のチケットを購入する人の行列、事実上すべて「ワンピース」のチケットを求める行列だと考えて間違いありません。
12月10日のお昼過ぎにネットで空席をチェックしてみたところ、すでにレイトショー以外が売り切れ。
その後、ネットからの購入手続きをキャンセルした人がいたのか18時40分の回にわずかな空席が。電話して問い合わせてみたところ「2席だけ空いていますが、劇場窓口にも行列ができているので今からの購入は無理だと思います」とのことでした。
そして夜になると完売。いつも初日は混雑する仮面ライダー映画ですらまだ余裕があるというのに……。
こちらは12月13日分、お昼頃の様子。
夕方までにどんどん空席が減っていき、夜に劇場へ行ったときにはレイトショー以外売り切れ状態に。
今日の朝確認してみると、完売していました。
こちらはTOHOシネマズ西宮OS、本日昼ごろの状況。レイトショーがぎりぎり余っています。
13日は余裕あり。どうやらなんばパークスシネマは特に混雑しているようです。
これほどの行列が作られているのは、「ワンピース」の物語が始まる20年前の世界を描いたコミック第0巻が入場者プレゼントとして用意されているからだと思われます。プレゼントの数はトータルで150万人分用意されており、なんばパークスシネマでは「25日まではどれだけ満席が続いても問題ない冊数をご用意致しておりますのでひとまずご安心下さい」との注意書きを行っています。また、梅田ブルク7も「公開後2週間ほどは全ての回が満席になってもお渡しできる数をご用意致しております。」
とのことで、「公開直後は大変混雑いたしますので、余裕を持ってご来場下さいませ。」とのこと。
入場者プレゼントは当日、入場後にシアター前でもらえるようになっています。
12月12日(土)からは「ワンピース」のほか、「仮面ライダー×仮面ライダー ダブル&ディケイド MOVIE大戦2010」やジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」、「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」などがありますが、「ワンピース」の圧倒的一人勝ちになるのでしょうか……。
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