コンセプトバイクそのままの空冷直列4気筒バイク「ホンダ CB1100」のワールドプレミア
ホンダを象徴するバイク「CB」シリーズは、1959年に初めて市販が始まってから今年でちょうど50年。節目の年となる今年、幕張メッセで行われている東京モーターショー2009で「ホンダ CB1100」のワールドプレミアが行われています。
これは前回の東京モーターショーで発表されていたコンセプトモデル「CB1100F」を市販化したもの。その懐かしくも新鮮なテイストにやられたファンの間で発売が待望されていましたが今日とうとうお披露目が行われました。
詳細は以下。
Honda MOTOR SHOW 2009
ホンダブース。四輪と二輪を同じ場所で展示していました。
ワールドプレミアということで、ジャパンプレミアとなるVFR1200と並んでステージ展示。
これがCB1100。サイドカバーに向かって流れていくタンクが独特です。
展示車のパネル。
空冷直列4気筒DOHC1100ccエンジン。大型の空冷エンジンは環境性能が厳しい面があるのですが見事にクリアしてきました。
フィンの深さはこんなもの。
集合マフラー。
触媒内臓のため、やや太いデザインとなってしまったマフラー
フロントはキャストホイールにダブルディスクブレーキを装備。
タンクを後ろから。かなり複雑な形状になっています。
ごくオーソドックスな操作系。
メーター周りはこんな感じ。
今まで発表された資料ではホワイトカラーが多かったのですが、ブラックモデルも展示されていました。ホワイトと比べてかなり締まった印象になります。
黒のタンク。
全体的にはかなり細身の印象。
さらに、CB1100をカスタムしたモデル「CB1100 Customize Concept」がコンセプトモデルとして展示されていました。
シングルシートに赤タンク・黒フレームという、往年のホンダRCレーサーを思わせるスタイルとなっています。
パネル。
これも次のモータショーまでに発売がアナウンスされるのでしょうか。
バックステップにメガホンマフラーと、RCレーサーっぽいエクステリア。
黒いフレームと黒いエキゾーストの組み合わせ。
マフラーは二本出し。リアサスは通常版CB1100と違ってリザーブタンク付きのものになっていました。
シングルシートは二種類の皮革素材を使い分けてシートカウルを再現。座面はアルカンターラのようでした。
後ろから。
ホンダのブースに掲げられていた「コンセプトカーのデザインのまま、世に出せないか。」というパネル。このCB1100はまさにその通りのことをやってのけたわけで、ホンダの自由さと本気を思わせる一台になっています。
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