タッチするだけで最大速度560Mbpsの高速転送ができる「TransferJet 対応ケータイ」実演デモ
USB2.0の最大速度480Mbpsを上回る560Mbpsで転送することが可能な新しい近接無線転送技術「TransferJet」、使い方としてはSUICAやPITAPAのようなICカードっぽく、タッチする感じで使えば、即座にサクっとデータが転送される、というような感じになりつつあります。
このTransferJet、見ての通り数値上はかなり高速っぽいことがわかるのですが、実際に転送してみるとどうなるのでしょうか?というわけで、今回の「CEATEC JAPAN 2009」でKDDIが「Transfer Jet対応ケータイ」を出していたので、データ転送中の様子をムービー撮影してみました。
詳細は以下から。
「CEATEC JAPAN 2009」への出展について | 2009年 | KDDI株式会社
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0929b/index.html
「TransferJet 対応ケータイ」の説明。タッチで気軽に転送、数センチの距離で通信相手を認識、最大速度560Mbpsとなっています。
これが「TransferJet 対応ケータイ」
今回のデモはポスターから動画データを入手する、というものです。
ここにタッチするだけで転送が完了する、というわけ。街角のポスターにこれからはQRコードではなく、「TransferJet」を埋め込む日が近いのかも。
タッチしてみましょう
すると、以下のムービーのようになります。
YouTube - TransferJet対応ケータイ
実際には「TransferJet」転送用のアプリが起動してからムービーファイルの転送が始まっているのですが、アプリが起動さえしてしまえば、携帯電話用のムービー程度なら瞬殺です。
もっといろいろなことができそうな予感がしますが、商用化および商用化時期はまだ未定とのことです。
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