通知表を隠すため誘拐事件を装った少年
学生の頃、成績が思わしくないと親に通知表を見せるのが怖いという経験をしたことがある人もいると思いますが、誘拐事件を装って通知表を隠した少年がいるそうです。
もし通知表がなくなっても、親が学校に問い合わせて内容を確認されたらオシマイなのですが、そのようなことすら考えられないくらい少年は必死だったのでしょう。
詳細は以下より。
Ananova - Boy faked kidnapping to cover for bad report
この記事によると、アメリカ・アリゾナ州のハンツビルに住む11歳の少年が成績が著しくなかったため、学校から渡された通知表を見られないように、自ら誘拐事件を装い通知表を隠そうとしたそうです。
少年はパトロール中の警察官に、「下校中に、赤い車に乗った男に腕をつかまれて車の中に引きずり込まれ『人気のないところに連れて行ってお前を殺す』って脅されたんだ。走っている車から飛び降りておじいちゃんの家に行こうとしたんだけれど、通知表が入ったカバンを犯人の車の中に置いてきちゃった」と伝えたそうです。
しかし、この少年が楽器を担いでいたため「なぜ楽器は持ってきているのにカバンだけ置いてきたのだろうか」と疑問を感じた警察官が少年を問い詰めると、少年はすべてがウソであることを認めたとのこと。
ちなみに少年が「犯人の車の中に置いてきた」という通知表とカバンは今も行方不明だそうです。
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