取材

下り最大350Mbps、新幹線でも通信可能な「次世代モバイルWiMAX」は到来間近


いよいよUQ WiMAXが今月から高速通信サービス「モバイルWiMAX」を正式に開始しましたが、ワイヤレスジャパン2009のUQ WiMAXブースでとんでもないものを発見しました。

驚くべきことに現状のモバイルWiMAXを圧倒するどころか、光ファイバーの通信速度に匹敵する350Mbpsの最大通信速度を実現した「次世代モバイルWiMAX」が到来間近であるとされているほか、同社のサービスに対応した小型情報端末の展示も行われていました。

詳細は以下から。
UQ WiMAXブースには人だかりができていました


これまでに発表されたカード型端末などが展示されている中、昨年から今年にかけてアメリカとヨーロッパで主に車載向けとして発売されたクラリオンのモバイルインターネット端末「ClarionMiND」が展示されていました。ちなみにスペック表のメモリの部分がおかしいような気がしますが、気のせいでしょうか。


これが「ClarionMiND」。フルブラウザやYouTube視聴機能などを備えています


モバイルWiMAXモジュールを内蔵した試作機。将来的に国内でも発売されるということなのでしょうか


中はこんな感じ


さしずめ「インターネット機能を備えたカーナビ」といったところでしょうか


ブースに展示されていたモバイルWiMAXの技術動向。2011年には現在のモバイルWiMAX(IEEE802.16e)から「次世代WiMAX(IEEE802.16m)」へと移行することで、下り最大350Mbpsを実現するほか、時速350kmでも通信可能になるとしています。


2011年まで1年半を切っていますが、はたして正式サービスが開始されるのはいつになるのでしょうか。非常に楽しみですねこれは…。

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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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