メモ

アウディがデザインするとグランドピアノはこうなる


グランドピアノは現在でもじゅうぶんに洗練されたフォルムを持っていると考えられますが、アウディのデザイン・チームがそのデザインを現代風に再考しました。名門ベーゼンドルファー製のこの楽器はコンセプト・デザインではなく実際に発売される予定があるようです。

詳細は以下から。Audi Design Creates Grand Piano - autoevolution

ミュンヘンのAudi Design Studio Teamが手がけました。


世界三大ピアノの一つに数えられるオーストリアのベーゼンドルファー社製。ケースに直接接する部分の大胆な形状変更にもかかわらず、音響効果に影響はないとのこと。


鍵盤のフタの右端に「Audi Design」のロゴ。


通常はブロンズ色のペダルなどの金属部分はすべてシルバーで統一されています。


滑らかな接合部でフタと一体となった脚が最大の特徴。脚の位置は通常の三本脚のグランドピアノと同様です。


ケースの下部は鍵盤から遠い側が微妙に水平より持ち上がっていて、これは奏者に目を引きつける視覚効果があるそうです。


ダンパー(弦をおさえて音を弱める部分)は通常の赤ではなく白いフェルトが用いられています。鍵盤の両端をカバーする部分がフタと一体なので、開いた時には真横からでも黒鍵が見えるような状態。


フタを閉めるとヒンジがどこにあるのか全くわからない接合部。このカーブは車のデザインに通じるものがあるかもしれません。


SF映画のようなインテリアに合う近未来的デザインのような気もしますが、これがすでに現代的ということなのかもしれません。気になる価格は10万ユーロ(約1300万円)とのことで、アウディ100周年を記念して7月16日に南ドイツ・インゴルシュタットにあるAudi Forumでお披露目されるそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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