刀を持った武芸者として和風ファンタジーオンラインRPG「Blade Chronicle(ブレイドクロニクル)」に挑戦、幕末の騒乱を生き抜いてみた
基本プレイ料金が無料のオンラインRPGは数多くありますが、その多くは西洋文学に出てきそうなファンタジー世界をモチーフにしたもので、キャラクターの種族も人間(ヒューマン)のほかにエルフやドワーフがいたり、武器は「刀」ではなく「剣」や「斧」「メイス」だったり、ど派手な魔法が使えたりします。
しかし、「Blade Chronicle(ブレイドクロニクル)」が舞台としているのは日本の幕末。
プレイヤーは武芸者となり、手にした刀とともに成長しながら騒乱の中を生き抜いていくことになります。
実際に挑戦してみた様子は以下から。
Blade Chronicle(ブレイドクロニクル) 和ファンタジーMMORPG
http://bladechronicle.jp/index.html
まずは戦闘の様子をムービーでご覧下さい。通常のMMORPGだと相手をダブルクリックして攻撃、あるいはクリックしてロックオンしたら後は自動攻撃というシステムが多い中、「Blade Chronicle」では相手をロックオンしたあと、マウスドラッグで刀を振ることで相手を攻撃します。その際、上から振り下ろすのか、右から切るのかによってモーションが変化し、攻撃範囲も変わってくるので、プレイヤースキルが問われます。
こちらは鳥を軽く倒しているムービーですが、横から刀を振ると攻撃範囲が広いのに対して縦だと狭くなってしまうため、最後の鳥に対して1回空振りしています。
◆登録編
クライアントのダウンロードする際にはログインしている必要があるので、まずは公式サイト左側のメニューから新規会員登録を行います。
まずはメールアドレスを入力して「送信する」をクリック。すでに「Lost Eden(ロストエデン)」のユーザーIDを持っている人は、そのIDを使って「Blade Chronicle」の利用登録をすればOK。
希望するID、PASSなどを入力し、画像認証の文字まで入力し終えたら「登録する」をクリック。
これでブラウザでの作業は完了。手続を完了するため、最初に入力したメールアドレスに届いたメールをチェックします。
メール文中にある登録用URLにアクセスすれば会員登録が完了です。
◆インストール編
ログインした状態で公式サイトのダウンロードからクライアントをダウンロード。通常版は軽いですが初回起動時の更新時間が長くなるため、フル版をゆっくりダウンロードした方がゲーム開始時に楽かも。
ということで、クライアントのダウンロードが完了したらインストール開始。「次へ」をクリック。
インストール先を選んだら「次へ」をクリック。
「インストール」をクリック。
「完了」をクリック。
◆ゲーム開始
初回起動時や修正パッチがリリースされるとクライアントの更新が行われます。赤く囲われている「開始」をクリックしてゲームスタート。
「ドンツク♪ドンツク♪」……と聞き慣れれば中毒になりそうなBGMとともにログイン画面が登場。IDとPASSを入力して「開始」をクリック。
正式サービス開始と同時に「MURASAME」が追加され、現在は2つのワールドが存在します。好きな方のワールドを選択して「接続」をクリック。
最初は自分のキャラクターがいないので、キャラ作成からスタート。
幕末の日本らしく、種族などはなく男性か女性かを選びます。
髪型、髪の色、肌の色、顔つきを決めていきます。
どこかで見たことのあるキャラクターっぽくなったので、これで行くことにします。
さて、スタートです。
チュートリアルが始まるので、このゲームになれるため順を追って見ていきましょう。これは2キャラ目だからすでに操作方法などはわかっているという人は右下の「スキップ」を押せば飛ばせます。
チュートリアルの終盤、ヘンな男が刀を渡せと迫ってきて……
気がついたら町に運ばれていました。
少女・小雛桜(このひなさくら)に助けられたようです。
装備していた刀は鍛冶屋が直してくれたとのこと。
こうして、美玖(みく)の町で武芸者として生きていくことになりました。フィールドには数多くのクエストが用意されており、それらをクリアしていくだけでもかなりのボリュームがあるほか、町にある「口入屋(くちいれや)」でお使いや敵討伐の依頼を受けてお金を稼いだりすることになります。
美玖の町の近くに出没する「慈衛尊(じぇいそん)」。期間限定イベントに必要なアイテムを持っている敵でした。
そのためか、戦っているとだんだん人が集まってきました。
もうどこに慈衛尊がいるのかわかりません。
結局10人以上で取り囲んで倒しました。妙な達成感があります。
なお、やることは敵と戦うだけではありません。畑を耕したり木を切ったりして素材を入手し、新しいアイテムを合成することもできます。
畑を耕す様子。耕す対象にもレベルがあり、適正なレベルでないとアイテム獲得の効率が悪くなります。
こちらは鉱山での採掘。手持ちのつるはしの耐久度が0になるか、対象がなくなるまで採掘を続けてくれます。失敗すると頭を抱えて崩れ落ちます。
例えばこれは「錬金」技能を使っての合成。「萎びた油草」2つと「古びた空壺」1つから「濁った刀油」1つを造り出します。
成功したら合成したアイテムを手に入れられますが、失敗すると材料を失ってしまうことも……。
合成は場所を問わずできるので、素材を手に入れたその場で加工するもよし、いったん町へ戻って落ち着いて加工するもよしです。
鉱山でガシガシ掘っているとけっこうアイテムが出るため、その場で合成を行う人がけっこういます。
釣りの様子。ザリガニやカラスガイが釣れるほか、釣り技能の「漁獲」が上がるとちゃんとした魚も釣り上げられるようになるそうです。
幕末をイメージした和風建築が立ち並ぶ美玖の町。
これはイベント時なので花火が上がっています。
建物内もちゃんと作り込まれています。部屋の入口からは見えないよう、ついたてのこちら側に布団が二組。
男子禁制の女湯。
夜の狩りもまた一興。
このゲームには「刺青」という要素があるため、上に羽織っている装備を外さなくても見かけ上外せるシステムが存在します。だからといって、裸でウロウロするのは考えものですね……。
整然と並ばれるとかける言葉もありません。
◆戦闘システムについて
戦闘はただクリックするだけではないと書きましたが、敵をクリックすることでターゲットロックするシステムは他のゲームと同じ。この状態でWASDキーを使用して敵との間合いを詰めていきます。
マウスドラッグで攻撃。「心力」は攻撃をすると上がり、攻撃をやめると下がります。心力が一定以上に上がると防御力が低下してしまうのですが、心力が一定以上ないと使えない技もあるのである程度慣れてくると心力コントロールが重要になってきます。
ココの青いゲージは「技力」といい、技を使用するために必要な力です。
技力が溜まると剣技アイコンが点灯。スペースキーを押しながらアイコンに書かれている方向(画像の場合は↑)へ刀を振ると技が発動します。
ドォン!とこんな感じ。
画面下部に並んでいるのが武器の経験値。このゲームではプレイヤー自身のレベルというのがなく、武器を育てることで体力や技力が育っていくという仕組みになっています。
カチカチと敵をクリックして攻撃するのではなく、マウスを動かして相手を斬っていくというのがかなり斬新。また、戦いながらも鉱石を掘ったり木を切ったりしてアイテムを合成し生活の足しにできるというのは面白い。合成もやればやるほど技能が上がっていって作れるアイテムが増えたり成功率が上がったりするので、かなりやり込み甲斐があります。この世界では「新政府」と「皇国」という二大勢力が対立しており、特定マップでは敵対勢力のキャラクターとの対人戦も可能なので、ちょっとした人斬り気分を味わえるかもしれません。
ちなみに、キャラクターの声を小清水亜美、小菅真美、友永朱音、那須めぐみ、鳥海勝美、白熊寛嗣、金野潤、成瀬誠といったぷろだくしょんバオバブ所属の声優があてているので、それ目的にやってみるというのもアリかも。
Blade Chronicle(ブレイドクロニクル) 和ファンタジーMMORPG
http://bladechronicle.jp/index.html
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