日本が生んだマッチョなバイク「ヤマハ・VMAX」を奥の奥まで解剖する
さきほどのモト・グッツィV7 Classicもそうですが昔のモデルのリニューアルというのが最近は多くなっており、このヤマハ・VMAXもそのうちの1つ。もともとは1985年に国外に向けて発売され、後に国内でも人気を博したモデルですが、以前ヘッドラインでもお伝えしたように完全な新型として生まれ変わることになりました。4月20日に発売になるこの新型VMAXが東京モーターサイクルショー2009のヤマハのブースに展示されていたので、隅々まで観察してきました。
詳細は以下。
ヤマハのブースはこんな感じ。
VMax最大の特徴である前面からの空気を取り入れるエアインテークがよく分かる。
リアから。曲線で構成されてはいるものの流麗というにはマッチョ過ぎる力強いデザイン。特にエアインテークが盛り上がった肩の筋肉を思わせる。
エンジンとフレームの固定はかなり入念に行われている感じ。
メカの一部を切断して内側が見えるようになっているカッタウェイモデルを発見。
リアホイルのドライブシャフト接続部分。
マフラーには消音用に繊維状の詰め物がしてある。ただの管ではなく2重、3重になっているらしい。
リアシートの下に巨大ヒートシンクに覆われた電装品。エンジンの熱を避けるために遠くに配置される。
エンジンの動力を伝えるドライブシャフトとエンジンの接続部分。ものすごく太いスプリングがパワーの大きさを物語る。
オルタネーター。エンジンをかけるとここが回転して発電を行う仕組み。
リア側シリンダー。
車体にエンジンを積んだ、というよりもエンジンに車体をかぶせたと言ったほうがよいレベル。
こちらは隣のワイズギアのブースに展示されていた、同社のパーツによりカスタムされたモデル。エアインテークのメッキが黒の車体によく似合う。
とにかくどこを見ても金属の肉厚感がすごいことになっていて、旧モデルのマッチョさがさらに倍になったような感じ。ブースでもとにかく人気の一台で、色々な世代の人が跨っているのを見るほどのキャッチーさですが、かといって他に似ているバイクがあるかというとそうでもない。「我が道を行く」という言葉がこれほど似合うバイクはなかなかないのではないでしょうか。
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