天岩戸神社にある八百万の神が集まったという宮崎の不思議な空間「天安河原」
宮崎県の高千穂町にある天照大御神が隠れたという天岩戸が祭られた天岩戸神社。ここには天照大御神を岩戸から出す計画を立てるため神々が集まった天安河原(あまのやすがわら)という、大きな横穴に鳥居が立てられた不思議な場所があるということで行ってみました。
詳細は以下から。
天岩戸神社は東宮と西宮の2つに分かれています。こちらは東宮の入り口。
岩戸に隠れた天照大御神を外に出すために踊ったという天細女命の像が踊っていました。
くるくる回る天細女命の像。
本殿に至るまでにある鳥居。
これが東宮前の鳥居。
手水。
ちょっと変わった形をしています。
東宮。
樹齢六百年余の七本杉。
年間を通じて渇水することがないという御神水。
天細女命がその枝を持って踊ったという招霊(おがたま)の木。
こちらが西宮の入り口。
西宮入り口前に立っている天照大御神の像。
西宮本殿前。
奥には鏡が祭られていました。
本殿の隣にある神楽殿。
長野県諏訪とここの2ヶ所にしかないという古代銀杏。
天岩戸神社から道に出て少し歩くと、岩戸に隠れた天照大御神への対策を練るために神々が集まったという天安河原への入り口があります。
人気の少ない川沿いの道を10分ほど歩いていきます。
途中には橋も。
道に迷わないよう案内板がありました。
道沿いに流れている川。苔むした岩が多く雰囲気があります。
そして終着点。
小さな鳥居と社が置かれていました。
作戦会議をした八百万の神が祭られているそうです。
ここで石を積んで願い事をすると叶うということで、辺りには無数の積み石がありました。
ひとつひとつの積み石はこんな感じ。
ものすごい量の願い事が積み上げられています。
奥まった岩の中に鳥居があるという何とも不思議な場所でした。
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