イラクで押収された火器はどのように処分されているのか?
アメリカの大統領選挙でオバマ氏が勝利したこともあり、米軍がイラクから撤収するという動きが強くなりつつありますが、在イラクの米軍部隊は現在も過激派組織の拠点制圧を続けており、毎日かなりの量の兵器を押収しています。
これら押収された兵器は放っておくと他の紛争地域に流出するなどの危険があるため、非政府組織であるIMCO(イラク地雷・不発弾薬除去機構)によって破壊され廃棄されています。
処分の様子は以下。
Reuters AlertNet - A weapon is destroyed on a machine by a worker of the Mine/Unexploded Ordnance (UXO) Clearance Organization in Baghdad
集積され処分を待つ小火器。隠すために土に埋められていたのかボロボロの物もあります。
油圧プレスを用いた切断機にかけられるAK小銃
バラバラになった武器はこのように集積所に積み上げられます
切断された武器をチェックする係官
廃棄する以外には、このようにユニークな再利用方法もあります
Iraqis turning guns, mortars into works of art
バグダッド芸術大学の大学院生による作品。銃床部分を取り外し彫刻を施してあります。
「破壊のための道具を平和の象徴に変える」のがテーマなのだそうです。
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in メモ, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article How is the firearm seized in Iraq dispos….