オバマ新大統領の歴史的就任宣誓式の後には史上最大のゴミの山が
先日1月20日(現地時間)にワシントンDCで行われたオバマ新大統領の就任宣誓式。約250万人が集まったと言われる歴史的イベントの後には、過去の就任式や独立記念日などのイベントと比べてもけた違いの歴史的な規模のゴミが残されていたそうです。
詳細は以下から。The Trash Was Historic, Too - washingtonpost.com
就任式後からワシントンDCのゴミ収集車は130トン以上のゴミを収集し、まだ大量のゴミが残っているとのこと。ナショナル・モールとホワイトハウス周辺では国立公園局職員により100トン近くのゴミが拾われました。なお、ナショナル・モールで排出されるゴミの量は通常1日3トン程度、独立記念日の花火の時でも17トン程だそうです。
この歴史的なゴミの山は、250万人と言われる大規模な人出にくわえ、セキュリティ上の理由でほとんどのゴミ箱が撤去されていたことも大きな要因のようです。使い捨てカイロやボトル、紙コップ、新聞、食べ物などの通常のゴミに加え毛布や手袋、テーブルなど、さらにはオバマ帽、オバマバッグ、オバマ靴下などのオバマグッズも大量に残されていたとのこと。今までで最もエコな就任式になる予定だったはずなのですが…
ナショナル・モールのゴミ拾いをする職員の様子。
会場周辺に残されたゴミ。
Wonkette : A Children’s Treasury Of Obama Trash
Photo by IntangibleArts
ちなみに、就任式の人出に備えて会場周辺には5000個の簡易トイレが設置されたとのことで、これは一度に設置された簡易トイレの数としてはアメリカ史上最大だそうです。
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