小学生にあいさつしただけで通報されるかもしれません
子どもを狙った誘拐事件や殺傷事件などが少なくない世の中なので、PTAや自治体が主体となっていざというときに駆け込める民間協力の拠点「子ども110番の家」を設置したり、地域社会の連帯感を強めるために登下校の時間にあいさつ・声かけ運動を行ったりしています。警察も安全情報に関するメールマガジンを発行して事件発生を知らせ、注意するように告知しているところもあります。
そんな中、男性が女子小学生に声をかけたことに対して栃木県の下野警察署が注意喚起をしたそうです。
詳細は以下から。
地域安全情報の配信(下野警察署) | 栃木県の安全・安心メールマガジン (2008/11/12 12:12:45)
これは栃木県下野市石橋で起こったもので、30~40歳ぐらいの男性が女子小学生に対して「おはよう」などと声をかけたそうです。これについて下野警察署では「人に声をかけられても相手にせず逃げる、防犯ブザーを鳴らす、すぐに警察に通報する等、ご家庭でもお子さんにご指導願います。」と注意を喚起しています。
たしかに、出会い頭に何かをされてしまう可能性はあるのですぐに防犯ブザーを鳴らしたりするのが正しいのかも知れませんが、今後、小学生を見かけてもあいさつするだけで通報されかねないということになると、誰もあいさつもしなくなってしまうような気がします。
なんだか、大変な世の中になってきましたね…。
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