女性専用車両に引き続いて「キッズ車両」導入か、国土交通大臣に要請

痴漢被害などを防ぎ、女性が安心して乗車できる車両として各鉄道会社が「女性専用車両」を導入していますが、今度は「キッズ車両」が導入されるかもしれないことが明らかになりました。

すでに国土交通大臣に対して一部の国会議員から要請が行われているとのこと。

詳細は以下から。
「キッズ車両」導入を要請　与党女性議員ら - MSN産経ニュース

産経新聞社の報道によると、小池百合子元防衛大臣をはじめとした自民、公明両党の女性議員有志が金子一義国土交通大臣に対して、勤務先付近の託児所や保育所などに子供を預けている親のために、朝夕のラッシュ時間帯の電車に親子連れ専用の「キッズ車両」を導入することを要請したそうです。

この要請は勤務先近辺の託児所や保育所に子供を預ける方が、従来よりも子供と一緒に過ごす時間を長くすることができるほか、病気の時に駆け付けることができるといったメリットがあるとした上で、混雑したラッシュ時の電車に子どもと一緒に乗ることは困難であるため、子供を抱いたりベビーカーのまま乗ることができる専用車両が必要というもの。

要請に対して金子一義大臣は前向きな姿勢を示したそうですが、はたして実現するのでしょうか。首都圏ではラッシュ時に乗車率が200％を超えるすさまじい路線もありますが、ベビーカーのまま乗れるような車両を導入するスペース面での余裕があるのかどうかも気になるところです。