アメリカで地域によって炭酸飲料をどう呼ぶのか分かる地図
アメリカでは炭酸飲料の年間平均摂取量は、一人あたり43ガロン(約163リットル)であり、非常にポピュラーな飲み物とされています。しかし、お店で炭酸飲料を注文する時、地域によって一般的に使われている呼び名が異なっており、実際にお店で注文した時に、思ったものと違うものが出てくることもあるようです。
そこで、ウィスコンシン大学のLuanne von Schneidemesser博士が、地域によって炭酸飲料がどのように呼ばれるのか示した地図を作成したようです。それではどのような結果になったのか見てみましょう。
詳細は以下より。308 - The Pop Vs Soda Map Strange Maps
これが炭酸飲料を一般的にどのように呼ぶのか表わした地図。
アメリカ南部の地図。
地図を見てみると、ニューメキシコなどを含むアメリカ南部では炭酸飲料のことを、一般的に「coke」と呼ぶそうです。これは「コカ・コーラ」から由来しているもので、今ではアメリカ南部にて炭酸飲料を総括する言葉として使われているとのこと。日本であれば、確実にコーラしか出てきません。
アメリカ北部の地図。
北西部や中西部辺りでは一般的に「pop」と呼ばれるそうです。ある説によると、この「pop」という言葉は、イギリスの桂冠詩人であるロバート・サウジーが自叙伝の中で炭酸の状態を「popする」と表現したのが浸透していたのではないかとも言われているそうです。
西海岸の地図。
北東部の地図。
北東部やカリフォルニア辺りでは「soda」と呼ばれるのが一般的のようです。これはソーダ水(炭酸水)から由来しているものと言われているとのこと。
その他にもカロライナ州では「dope」、ボストンでは「tonic」など、さまざまな呼び方があるようです。店にはメニューがあるため、あまり神経質になる必要はありませんが、知っておくとちょっと得をする情報かもしれません。
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