東芝のハイビジョンムービーカメラ「gigashot GSC-A40F」で実際に撮影してみた
東芝のハイビジョンムービーカメラ「gigashot GSC-A40F」はフルハイビジョン(1920×1080i)での撮影が可能で、なおかつ40GBのハードディスクを内蔵しており、クイック起動モードであればわずか0.9秒ですぐに起動して撮影可能。加えて独自の手ぶれ補正やリアルタイムコントラスト補正を搭載し、広角35.9mm(35ミリフィルム換算)で光学ズームは10倍までOKというかなりハイスペックなムービーカメラになっています。
というわけで実際に撮影してみました。論より証拠、まずはどのようなムービーが撮影できるのかをご覧ください。
大阪梅田スカイビル前にある噴水を撮影したムービー
中自然の森を散策、臨場感がすごい
そしてスカイビルへ。
スカイビル最上階、地上173メートルの高さから阪急京都線中津駅方向を撮影するためにズームイン。光学10倍ズーム+デジタル20倍ズームの威力がすごすぎる。
ズームインした状態で阪急電車を追跡撮影。気分は狙撃手。
さらにはるか遠くにある大阪城を見てみる。望遠鏡状態。
シースルーのエレベーターに乗って地上へ。
これらの映像を撮影したのがこのハイビジョンムービーカメラ「gigashot GSC-A40F」。写真で見るといまいち伝わりにくいのですが、片手で持ってもまったく気にならないほどの小ささで、とてもムービーカメラとは思えないほど。
重さもまったく気にならず、非常に軽いため、使い勝手はかなり良好でした。この小ささと軽さであれば、非力な女性が使っても問題ないレベルです。
普通の起動速度はこれぐらい。
クイック起動を使えば起動速度は0.9秒にまで短縮、これは便利。
また、液晶を開くか電源ボタンをオンにすれば後はこの縦長の「REC」ボタンを押すだけですぐに録画が始まります。録画を止める際もこの「REC」ボタンを押すだけ。
液晶モニタはこのような感じで回転するため、自分撮りも可能です
正面から見るとこんな感じ
上面にはスイッチが3つ
左端が補助光、真ん中が逆光補正、右端にあるのが電源ボタン
補助光を付けるとこうなります。
ズームイン・ズームアウトは上にあるこの「W」と「T」で行います
一番下にあるのが撮影モードと再生モードを切り替えるスイッチ
撮影した映像はこのようにしてサムネイル画像として並べて確認することができ、選べばすぐに再生が始まります。
オートフォーカスもかなり強力、ピントがすぐに合います
液晶モニタを閉じた状態で側面を見るとこうなっており、下部には各種端子があります
パソコンとの親和性も高く、撮影したムービーを取り込むにはまずUSB2.0で接続します
するとこのタスクトレイに常駐しているソフトが自動的に接続を検知し、パソコンのハードディスクにコピーしてくれます
コピー中
コピー終了
なお、パソコンに接続するとこのようにして一般的なリムーバブルメディアや外付けハードディスクのような感じで認識されるため、専用ソフトが無くても自由にコピーや移動、削除が可能です。
このようにして非常に簡単に使えるにもかかわらず、操作は極めて簡単。簡単であるからと言って撮れる映像の質が悪いかというとそうではなくてむしろ逆、フルハイビジョン画質で撮影が可能です。実際に映像はMPEG4(H.264)形式で録画されているため、デスクトップいっぱいに再生するとその高画質さに驚きます、はっきり言って臨場感などが桁違いです。これだけの機能性がありながら値段もさほど高くなく、この機能、この美しさで5万9800円(税込)は安いと言っても過言ではないかと。東芝のWebショッピングサイト「shop1048」にて購入可能です。今までこの手のムービーカメラに興味はあったが、どれがいいのかわからないという人や、とりあえず何も考えずに高画質な映像を手軽に撮影したいという人にはかなりオススメです。
・関連リンク
40GBハードディスク搭載ハイビジョンムービーカメラ gigashot A40F(GSC-A40F)
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