「T.J GrosNet」の倒産が正式に決定、負債は40億円

4月4日にホビー通販大手の「T.J GrosNet」が倒産して夜逃げしたかもしれないことを、現場のフォトレポートを交えてお届けしましたが、ついに正式に倒産したことが明らかになりました。

負債は約40億円にのぼるとのことです。

詳細は以下から。
玩具小売
株式会社Ｔ．ＪＧｒｏｓｎｅｔ 民事再生法の適用を申請 負債40億円

このページによると、T.J GrosNetは4月15日に和歌山地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全処分の決定を受けたそうです。負債は約40億円。

なお、T.J GrosNetは2001年8月に創業され、プラモデルが50％、フィギュア20％、ゲーム10％、その他20％の構成で事業を展開していましたが、積極的な投資や事業拡大に伴って、在庫負担によるキャッシュ流出が続いたため、金融機関からの借入金の残高が年商規模にまで膨れ上がっていたとのこと。

そして2008年からフィギュアの販売を一部自粛したことで売り上げが減少したために資金繰りが急速に悪化し、3月末の支払いができなくなったため、ついに倒産したとしています。