税収不足を理由に「ダウンロード税」の検討が開始されました
iTunes storeなどで音楽や映像といったコンテンツを購入した場合、8%ほどの「ダウンロード税」が課されるようになるかもしれないそうです。
これは税収不足を受けてのことで、賛同する議員も多いとのこと。
詳細は以下から。
Plan would tax music downloads - San Jose Mercury News
この記事によると、アメリカのカリフォルニア州で、税収不足を理由にオンラインで音楽コンテンツを販売しているiTunes storeなどのユーザーを対象にして「ダウンロード税」を課することを検討しているそうです。
また、「ダウンロード税」として課税する方法とは別に、有形物を購入した場合に適用される売上税についての法改正を行い、オンラインで購入したデジタルコンテンツなどの無形物に対して課税する方法も提案されているとのこと。
ちなみに実際に「ダウンロード税」が導入された場合、8.25~8.75%の税率となることが予定されており、1曲99セント(約101円)で音楽が販売されているiTunes storeは、1曲あたりが1.07~1.08ドル(約110円前後)になるだろうとしています。
なお、この施策への反対意見として、ダウンロード販売に課税すると、より著作権侵害が横行するのではないかという意見が出ているそうです。
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