BOOKOFF、著作者団体に1億円の支払いを申し入れる
朝日新聞社の報道によると、新古書店の大手チェーンとして有名なBOOKOFF(ブックオフ)が、著作者団体に1億円の支払いを申し入れたそうです。
新古書店は限りなく新刊に近いコミックなどの古書を廉価で売る店であるため、新刊を購入した場合に作家が得られるはずの印税収入が得られないとして、作家から批判を受けていますが、そのような批判を受けてのことなのでしょうか。
詳細は以下から。
asahi.com:ブックオフ「著作者団体に1億円払います」 - 文化・芸能
この記事によると、新古書店のブックオフコーポレーションが「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」や「日本文芸家協会」などの著作者団体に対して、1億円の支払いを申し入れたことが明らかになったそうです。
関係者によると、この申し入れは「著作物使用料に類するものを支払いたい」という意向によるもので、新古書店の台頭によって著作者の利益が損なわれるという訴えに対して、具体的な支払いの提示があったのは初めてとのこと。
なお、著作の譲渡権は新刊書が一度売れた段階で消えるとされているため、著作者団体は何の名目で受け取るかについてを今後協議するとしています。
ちなみに「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」の公式ホームページによると、著作者の生活および漫画文化を脅かしているものとして、新古書店だけでなく漫画喫茶も挙げています。
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in メモ, Posted by darkhorse_log
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